宅録でボーカル/アコギ録音をしたい人は必見!
マイクの使い方講座4:アコギの録音
マイクの使い方講座4:アコギの録音
2015/12/04
宅録でのマイクの使い方についてレクチャーする「マイクの使い方講座」。第4回はアコギの録音について解説します。
■15~17フレットあたりの高音弦を狙ってマイクを立てるとアコギらしい響きが録れる
アコギの場合は、サウンドホールから出てくるボディの響きと、ネック側の弦の響きを混ぜるといい音で録れるので、ボディとネックの付け根の中間付近(15~17フレットあたり)を狙ってマイクをセットします。距離は指板から10cmほど離すのが目安です。
また、アコギらしいキラッとした質感と、コードを弾いた時の一番高い音をキレイに聴かせるために、1~3弦を狙うのがポイントです。
なお、コンデンサーマイクとダイナミックマイクのどちらで録音を行なう場合も、マイクの立て方は基本的に同じで構いません。

マイクは15〜17フレットあたりに向けるのが基本だ。距離は10cmが基準だが、マイクを近づけていくと音が太くなり、逆に離すと部屋の響きが多く入るようになるので、自分の好みの音になるように調整しよう。なお、アコギの豊かな響きが欲しいならばコンデンサーマイク、パーカッシブなザクッとした音を録りたい時はダイナミックマイクをセレクトするといい
【豆知識】マイクをスタンドに付ける時は必ずブームを回して固定しよう
マイクをマイクスタンドに取り付ける時に、マイクの方をぐるぐる回している人がいるかもしれませんが、このやり方はネジが締まるまでに時間がかかるうえに、マイクを落とす恐れがあります。そこで、片方の手でマイクをしっかりと持って、もう片方の手でブームの方を回して固定しましょう。こうするとスムーズにマイクを取り付けることができます。

ブームを回す前に、必ずマイクスタンドのブームを固定しているネジを緩めよう
文:布施雄一郎
写真:小貝和夫
協力:佐藤 貢
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