MARCYを中心に結成されたツインボーカルバンドがメジャー進出!
the MARCY BAND『The new old world』インタビュー
the MARCY BAND『The new old world』インタビュー
2016/03/18
このバンドで前例がないことをやってみたかったんです。(by MARCY)
MARCY:バンドの土台というべきものができたのは2000年頃かな。僕のソロアルバムを作る時のメンツが大体のベースで、それからgi-naが入りました。ちなみに当時のドラムはMAD大内、ギターは神田和幸でした。だから、もう長いんですよ。
──峰さんがバンドに正式に加入されたのはいつ頃だったのですか?
MARCY:4〜5年前だったかな? 全然覚えてないね(笑)。
gi-na:MARCYさんのソロアルバムを作っていたのが3年前ですね。
峰:それより前になるので、やはり4年前ですね。
──ギタリストに峰さんを迎えたのには理由があったのですか?
MARCY:それまでやってくれていた神田が抜けることになって。峰とは長い付き合いなんです。22年ほど前にガール・ユー・ニードというバンドを始めた時にオーディションで加入したのが彼で。素晴らしいギタリストだということは知っていたので、迷わず頼みました。
峰:ガール・ユー・ニードのギタリストをある雑誌で一般公募していたんです。それでオーディションを受けて加入しました。まだ17か18歳でしたね。
MARCY:まぁ、そのプロジェクトはすぐ終わってしまったんだけど、その3年後ぐらいに運命的に再会しまして。それから僕のソロ作品やプロデュースを手掛けたアーティストのレコーディングなどにも参加してもらっています。
──今回the MARCY BANDへの加入を誘われた時はいかがでしたか?
峰:自分がこの世界に入るキッカケでもあり、お世話になっている方に “ちょっと手伝ってもらえへん?” って言われたら断る理由はなかったですね(笑)。それでいて、MARCYさんと一緒にいると楽しいですからね。MADさんとも10年以上のお付き合いで、gi-naもそうですし。大変ありがたい気持ちでした。
──gi-naさんはMARCYさんからバンドに誘われた時の感想は?
gi-na:私、MARCYさんのプロデュースでデビューしているんですが、バンドで横に並んで一緒に歌うというのは、それとはまた違うじゃないですか。“何を考えているんだろう?” というのが正直な気持ちでしたね(笑)。
MARCY:世の中に歌が上手い人はたくさんいらっしゃるんですけど、gi-naは僕の好きなシンガーなんです。“僕の好きな歌を歌う子” っていうのがベストな表現ですね。 僕が憧れるような歌を歌っていたから “これは一緒に歌ったら、ものすごい良い歌ができるぞ” と。
──そもそも、MARCYさんがツインボーカルで男女混声のバンドをやろうと思ったのはなぜですか?
MARCY:一緒にやったら楽しいだろう、それに良い作品ができるという気持ちですね。加えて、一人ではとても表現できないことが可能になるじゃないですか。
峰:MARCYさんとgi-naの声って、びっくりするくらい息ピッタリなんですよ。“よう、こんだけ合うなぁ!” っていうぐらい、本当に!(笑)。
MARCY:これまで色々な女性アーティストの方と一緒に歌ってきたんですが、本当にgi-naとはよく合うんです。他のアーティストさんと歌っていて、ズレが生じてもそれがまた一つの表現にもなるんですけど、gi-naとは特別に何か違う良さを持った歌を歌えるんです。だからこそ “これは一緒にやるべきだ!” と。それと、前例がないことをやってみたかったんです。こんなうるさいハードなバンドなのに、ハーモニーがキチッと構成されているなんて “何をこいつらはやりたいんだ!?” と。それでいいんです。とんでもないバンドですよ!
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