歌うたいのあゆみ

あゆみ：わたくしが歌うたいのあゆみでございます！　特徴はショートカットです。

くりか：DJのくりかです！　特徴は…よく「こけし」とか「座敷童子」とか言われます（笑）。

まき：盛り上げ役のまきです！　特徴はロングヘアーと身長高めなところです！

──デビューアルバムがついに完成しましたね。今の心境はどうですか？

あゆみ：率直に嬉しいです！ このアルバムを1人でも多くの人に届けたいって思います。

くりか：これまでの私たちをすべて詰め込んだので、私たちのことを知っていくれている人はもちろん、これから知ってくださる皆さんにも自信を持ってオススメできる作品になりました。だから、これからの活動に向けて今がすごく大事な時期だなって思っています。

まき：メジャーデビューから1年と1ヶ月あまりでアルバムが出せること、本当に感謝です！ これまでのリリース作品のジャケ写は比較的クールに決めていましたが、今回の作品ではとっても良い笑顔で写っていまして、聴いてくれる人がこんな笑顔になってくれたら嬉しいですね。

盛り上げ役のまき

まき：決めきれないところもあるんですが、1曲目の「スターライトジャンボリー」は初めて3頭（あゆみくりかまきは熊なので自分達を“頭”で数える）で作詞に挑戦したこともあって強く印象に残っています。

──歌詞ではどんなことを表現されたのでしょうか？

まき：まず先に“星空の下の音楽界”という意味をもった「スターライトジャンボリー」ってタイトルが決まって。そこから歌詞を広げていきました。性格や容姿がそれぞれ違う、世の中の色んな人達を森の動物達に例えつつ、“色んな人がいるけれども、星の下でみんな踊れば仲良くハッピーになれるよ”っていうことを伝えたかったんです。あと、私たちのライブは会場にいる全員一緒になって踊るので、そんな私たちのライブを象徴するような曲になるように作詞しました。

──歌詞作りで苦労されたところはありますか？

まき：サビに繋がる“この森にはいろいろな個性があるからこそ！”っていう言葉が中々出てこなくて悩みました。

──それはなぜでしょうか？

まき：「聴いてくれる人に響いてほしい」っていう想いが強過ぎて考え込んじゃったんです。メッセージが素直に伝えられる言葉が出てくるまでかなり時間がかかりました。

──歌入れは皆さん揃って行なわれたのでしょうか？

あゆみ：歌入れは1頭ずつやりました。まず、それぞれが1曲まるまる歌って、パーツ分けしたものをアレンジャーさんにバランス良く配置してもらって完成っていう流れです。

──みなさんの楽曲は全体的にアグレッシブというか、勢いを感じる曲が多いですが、あゆみさんは歌入れの前にテンションを上げるためにやることは何かありますか？

あゆみ：ホントはダメなんですけど、私は歌入れの前に炭酸飲料を飲んで喉を刺激しています（笑）。あとはやっぱり聴いてくれるお客さんを想像しながら歌うことを心がけています。

DJのくりか

くりか：あゆみくりかまきがライブでやるDJプレイは2スタイルあって、他のアーティストさんの曲を私がかけて、まきとあゆみが会場を盛り上げる「DJスタイル」と、私たちのオリジナル曲をやるという「オリジナルスタイル」があるんです。私は「DJスタイル」の時はDJプレイを主にやって、「オリジナルスタイル」ではDJだけでなく歌と踊りにも参加する感じです。

──それはずっと続けてこられたスタイルなんですか？

くりか：活動初期はオリジナル曲がなかったので「DJスタイル」だけでした。初めてのオリジナル曲「アナログマガール」ができてからは徐々にオリジナル曲が増えていって、「オリジナルスタイル」のみのライブもできるようになったったんです。今は「オリジナルスタイル」が中心ですが、私たちの主催イベントなどで「DJスタイル」もさせてもらっていますよ。