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スタインバーグUR-RT2 & UR-RT4の音質をプロが証明!

スタインバーグUR-RT2 & UR-RT4の音質をプロが証明!

2018/08/10


UR-RT4マイク4本でドラムを録音!

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DSPエフェクトである「Channel Strip」のコントロール画面。キックを演奏しやすい音にするために、EQでハイとローを少しブーストしてみた

今回の山本真央樹さんによる試奏はレコーディングスタジオではなく、いわゆる「リハスタ」的な環境で行ないました。スタインバーグCUBASE PRO 9.5(以下CUBASE)をインストールしたWindows 10のノートパソコンに、UR-RT4を接続し、マイクを立てます。

キックにはAKG D112、スネアにシュアSM57というダイナミックマイクを用意し、トップのLRにAKG C451というコンデンサーマイクをステレオで2本の、合計4本マイクをセット。D112をINPUT1、SM57をINPUT2、そしてC451をINPUT3(L側)とINPUT4(R側)に接続してファンタム電源をオンにしました。モニターは2系統あるヘッドホン端子のうち、1に山本さんのイヤホンを接続し、2はエンジニア用に使いました。

山本さんと相談し、テンポは120 BPMに決定。何度かクリックに合わせて演奏してもらいながら、クリックと自身の演奏とのバランスなど、モニター音をチェックすると、「キックの音をもっとクリアにしてほしい」と山本さんがリクエスト。そこで、UR-RTの内蔵DSPエフェクトである「Channel Strip」のEQを使い、高域と低域を少し上げました。この音質調整は、モニターのみにかかるように設定したので、実際の録り音には反映されません。トランスをオンとオフにした両方の状態で同じフレーズを録音した後、それぞれのテイクを山本さんと一緒にチェックしてみました。

まず、オフのテイクを聴いてみると、クリアでスッキリした音で録音されていました。次にオンにしたテイクでは、まずキックとスネアにパンチ感が加わるのと同時に、音自体も太くなったのがすぐにわかりました。トップのLRは、トランスオフの時にはキット全体の音を補助的に録っているような感じでしたが、トランスをオンにするとシンバル類のサスティンとタム類の存在感が強調されて、ドラムキット全体が大きくなったように感じます。

波形でも音量が大きくなっているのがわかります。たんにブーストしているのではなく、ニーヴ特有の質感が加わることで音にガッツが生まれたのです。これには「さすがニーヴ!」と山本さんも納得。その音が宅録環境で、しかも低価格で手に入るUR-RTシリーズは、まさに画期的な製品です。
 

今回のレコーディングでの接続図

 
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①スネアには定番マイクであるシュアのSM57を斜め前方から約4cmの位置にセット。ヘッドと胴鳴りを中心に録音した
②キックには低域を得意とするシュアD112を、フロントヘッドの穴に突っ込む形でセット
③ インプット1〜4には左からキック、スネア、トップL、トップRに立てた各マイクを接続。インプット3と4はコンデンサーマイクのC451を挿すので、ファンタム電源をオンにした
④ドラムキットの上方(トップ)には、幅広い帯域を収音できるAKG C451を写真の位置に立ててキット全体の音を拾った

 
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今回のレコーディングではドラムに4本のマイクを立てたが、他にも様々なシチュエーションに対応できる。例えばアコースティックデュオなどで、ボーカルとアコギ用にマイクを1本ずつ立てて、それを2人分UR-RT4に挿して、2人でヘッドホンでモニターしながら録音するなど、アイディア次第で応用が可能だ

 

山本真央樹が叩いた音源が本誌Webで聴ける!

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