メロディが同じでも伴奏が変わると別の曲になる!

3タイプの基本的伴奏の付け方(第1回:スタンダードなロックやポップスに合う8ビートのアレンジ)

3タイプの基本的伴奏の付け方(第1回:スタンダードなロックやポップスに合う8ビートのアレンジ)

2015/12/27


たとえ同じメロディであっても、ギター、ベース、ドラムといった“リズムバッキング”にバリエーションを付ければ、それをまったく違う曲調(ジャンル)として聴かせることができます。このコーナーでは、同じメロディに対して「8ビート」、「バラード」、「16ビート」という3タイプの伴奏(リズムバッキング)を作る際のポイントを解説しましょう。
文・譜例作成:野村大輔


1小節分のリズムパターン/

 

 
この譜例は、シンプルな8ビートのアレンジパターンです。ドラム、ベース、ギターのリズムが揃い、疾走感のあるグルーヴでグイグイと曲を引っぱっていくので、誰もが気分が上がるアレンジになります。

ギターのパワーコードをダウンピッキングで弾いて縦ノリのリズム感を出しつつ、ベースは8ビートのルート弾きが中心で、次のコードへつながるところで階段状のフレーズ(※音階名を赤字で表記したところ)を入れています。シンプルな楽器編成によるノリの良さを最優先したアレンジです。

この記事の画像一覧

(全2枚) 大きなサイズで見る。

関連する記事

PAGE TOP