メロディが同じでも伴奏が変わると別の曲になる!

3タイプの基本的伴奏の付け方(第2回:シンコペーションと音の伸ばし方が重要なバラード風のアレンジ)

3タイプの基本的伴奏の付け方(第2回:シンコペーションと音の伸ばし方が重要なバラード風のアレンジ)

2015/12/29


たとえ同じメロディであっても、ギター、ベース、ドラムといった“リズムバッキング”にバリエーションを付ければ、それをまったく違う曲調(ジャンル)として聴かせることができます。このコーナーでは、同じメロディに対して「8ビート」、「バラード」、「16ビート」という3タイプの伴奏(リズムバッキング)を作る際のポイントを解説しましょう。
文・譜例作成:野村大輔


1小節分のリズムパターン/

 

 
バラードの場合は音数を少なくして、楽器のハデなフレーズを入れない方がしっとりとした雰囲気が出ます。ただし、リズムがのっぺりとしないように、ギターのアルペジオとベースのシンコペーション(食い)のリズムを揃えることで、ビートにスパイスを加えます。

 ベースは1小節に2音程度しか弾いていないので音数が少ないのですが、この場合、8ビートのように歯切れ良くリズムを刻むのではなく、各音符を小節の終わりまで伸ばして余韻を残すのがポイントです。

この記事の画像一覧

(全2枚) 大きなサイズで見る。

関連する記事

PAGE TOP