メロディが同じでも伴奏が変わると別の曲になる!

3タイプの基本的伴奏の付け方(第3回:グルーヴィーでファンキーな16ビートのアレンジ)

3タイプの基本的伴奏の付け方(第3回:グルーヴィーでファンキーな16ビートのアレンジ)

2015/12/31


たとえ同じメロディであっても、ギター、ベース、ドラムといった“リズムバッキング”にバリエーションを付ければ、それをまったく違う曲調(ジャンル)として聴かせることができます。このコーナーでは、同じメロディに対して「8ビート」、「バラード」、「16ビート」という3タイプの伴奏(リズムバッキング)を作る際のポイントを解説しましょう。
文・譜例作成:野村大輔


1小節分のリズムパターン
 ファンクなどで多用される16ビートのアレンジは、16ビートを刻んでいるドラムに合わせて音を詰め込んでしまうと、ゴチャゴチャして聴きづらいアレンジになってしまいます。ですので、ベースとギターはできるだけ音と音との間に“空間”を作るようなイメージでフレーズを弾きます。

 ギターとベースを、3拍目裏と4拍目裏のようにリズムが合うところでしっかり合わせていくのもノリを良くするポイントです。ドラムのキックも同じタイミングで合わせることで、リズムが強調され、演奏をグルーヴィーに聴かせています。

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