感覚的にコード進行を作るためのポイントを紹介

初心者必見! コード進行の作り方「第8回 ジャンル別・定番コード進行その1」

初心者必見! コード進行の作り方「第8回 ジャンル別・定番コード進行その1」

2016/01/13


コード進行を作っていくためのポイントをご紹介する連載企画「コード進行の作り方」の第8回。今回からはコード進行づくりのヒントとして、様々なジャンルのヒット曲を例に“定番のコード進行”を解説していきます。ぜひギターやピアノを弾きながら読み進めてください。

文:目黒真二

フォークの定番コード進行(参考曲:ボブ・ディラン「風に吹かれて」)

フォークだけでなく、ブルースやロックの基本となる3コード進行

度数(キー:Cメジャー)

|C| |F| |C| |G|

1→4→1→5

「3コード進行」と呼ばれる「C → F → G」を使った、あらゆるポピュラー音楽の基礎となる進行です。例として、ボブ・ディランの「風をあつめて」を挙げましたが、バッキングのリズムやテンポを変えるだけでブルースやロックンロール、ファンクなどの曲作りに使える汎用性の高い進行です。
 

AORの定番コード進行(参考曲:クリストファー・クロス「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」)

△7(メジャーセブンス)の切なさを活かした大人のポップス進行

  

度数(キー:Cメジャー)

|F△7| |C△7| |Dm7| |C△7Em|

4→1→2→1→3
 

メジャーコードに「△7」、マイナーコードに「m7」といったテンションノートを足すことで、切ない雰囲気を出している進行です。ジャジーで大人な雰囲気のAORや切ないバラード、ソウル系の曲で使えます。ロック調のストレートなコード進行に飽きた時にもオススメです。
 

※このページで紹介しているコード進行は参考曲をもとに解説用に作成したものです

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