感覚的にコード進行を作るためのポイントを紹介

初心者必見! コード進行の作り方「第9回 ジャンル別・定番コード進行その2」

初心者必見! コード進行の作り方「第9回 ジャンル別・定番コード進行その2」

2016/01/15


コード進行を作っていくためのポイントをご紹介する連載企画「コード進行の作り方」の第9回。前回に引き続きコード進行づくりのヒントとして、様々なジャンルのヒット曲を例に“定番のコード進行”を解説していきます。

文:目黒真二

バラードの定番コード進行(参考曲:レッド・ツェッペリン「天国への階段」)

熱い気持ちになる、マイナーキーでの力強い進行

度数(キー:Aマイナー)

|Am| |G| |F| |F| |G|

1→7→6→6→7

「Am→G→F →……」と1音ずつコードが下がっていき、その後もう一度「G →Am」まで上がるという単純な進行ですが、非常に力強い流れを作ることができます。「天国への階段」をはじめとする、熱いロック系のバラードではよく使われる定番進行で、ギターソロもバッチリと映えます。

 

ジャズの定番コード進行(参考曲:ビル・エヴァンス「枯葉」)

手軽にジャズっぽさが楽しめて、泣きのメロディも活きる進行

度数(キー:Aマイナー)

|AmDm| |GC| |FBm7♭5| |E7Am|

1→4→7→3→6→2→5→1

コードがすべて4度ずつアップしていく、ジャズでは超定番のコード進行です。また、ゲイリー・ムーアの有名曲「パリの散歩道」も同じコード進行が使われています。この進行は、ジャジーな曲の他にロック系の泣きのメロディにもバッチリ合うので、ジャンルを選ばずに幅広く使えます。

 

※このページで紹介しているコード進行は参考曲をもとに解説用に作成したものです

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