曲をゼロからアレンジする手順
アコギを重ねてコード感を加える(第7回:Aメロ「アップ&ダウンするアルペジオで適度な動きを加える」)
アコギを重ねてコード感を加える(第7回:Aメロ「アップ&ダウンするアルペジオで適度な動きを加える」)
2016/02/10
ここではアレンジの手順を紹介しましょう。メロディとコードだけのサンプル曲を、ミディアムテンポのJ-POPバラード風にアレンジするまでを解説していきます。
文・作編曲:平沢栄司


ギターは、アルペジオで弾くセクションとコードをかき鳴らすセクションを分けて、演奏に変化を付けています。おとなしい印象があるアルペジオはAメロなどの導入部に使い、力強さやグルーヴを感じさせるかき鳴らしのコードストロークを盛り上がるサビに使うことで、曲の展開にドラマ性が生まれます
自分でギターを弾けるなら、まずはコード進行を確認しつつ簡単な演奏パターンだけを決めておいて、リズム隊に合わせて弾き方を変えていけば、自然でノリのいいギターパートができ上がります。
これを打ち込みで作る場合は、ギターらしさを出すために細かな調整が必要なので、ギター専用の音源を利用すると、ギターのコードや奏法が簡単に再現できます。
自分でギターを弾けるなら、まずはコード進行を確認しつつ簡単な演奏パターンだけを決めておいて、リズム隊に合わせて弾き方を変えていけば、自然でノリのいいギターパートができ上がります。
これを打ち込みで作る場合は、ギターらしさを出すために細かな調整が必要なので、ギター専用の音源を利用すると、ギターのコードや奏法が簡単に再現できます。

Aメロは他のパートに動きがほとんどないので、ギターのアルペジオが映える。ただし、静かな導入部なので凝ったフレーズは不要だ。ここでは8分刻みのリズムで2拍周期のアップとダウンを繰り返す定番のパターンにしてみた。3~5フレットあたりを中心にしたフォームで、重過ぎず軽過ぎない響きにしている
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