曲をゼロからアレンジする手順
コード感を補うようにピアノを追加する(第12回:サビ「他のパートがにぎやかなので白玉コードをあっさりと演奏する」)
コード感を補うようにピアノを追加する(第12回:サビ「他のパートがにぎやかなので白玉コードをあっさりと演奏する」)
2016/02/10
ここでは、メロディとコードだけのサンプル曲を、ミディアムテンポのJ-POPバラード風にアレンジするまでを解説していきます。
文・作編曲:平沢栄司


ピアノのパートは、同じコードを担当するパートである、ギターとのバランスを考えてアレンジしていきましょう。例えば、ギターがアルペジオを弾いているならピアノはコードの4分刻みにして、ギターがコードをかき鳴らしているなら白玉を弾くようにすることで、お互いを引き立て合うことができます。
また、各パートの音域も重要で、ギターが弾いている音域と少しズラすことで、より厚みのある豊かなバッキングになります。コードの最高音と最低音の動きに気を配りながら、コードフォームを転回させて鍵盤楽器らしいスムーズなコードチェンジを心掛けましょう。さらに、コード名に指定がなくても「7th」や「9th」の音を加えていくと、一層オシャレな響きが感じられる演奏になります。
また、各パートの音域も重要で、ギターが弾いている音域と少しズラすことで、より厚みのある豊かなバッキングになります。コードの最高音と最低音の動きに気を配りながら、コードフォームを転回させて鍵盤楽器らしいスムーズなコードチェンジを心掛けましょう。さらに、コード名に指定がなくても「7th」や「9th」の音を加えていくと、一層オシャレな響きが感じられる演奏になります。

ギターが細かいリズムでコードをかき鳴らしてにぎやかにプレイしているので、ピアノはあえてシンプルな白玉にして、うるさくならないようにバランスを取ってみた。なお、この白玉フレーズを、ピアノではなくオルガンで演奏するのも、キーボードのアレンジとしてよくあるパターンだ
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