曲をゼロからアレンジする手順
ストリングスとホルンでオブリガートを入れる(第13回:Bメロ「徐々に動きや厚みを増してサビへとつなぐ」)
ストリングスとホルンでオブリガートを入れる(第13回:Bメロ「徐々に動きや厚みを増してサビへとつなぐ」)
2016/02/10
ここでは、メロディとコードだけのサンプル曲を、ミディアムテンポのJ-POPバラード風にアレンジするまでを解説していきます。
文・作編曲:平沢栄司


ピアノのパートに続いて、曲を豊かにするためにストリングスとホルンで「オブリガート」を加えます。まず、オブリの定番であるストリングスパートを入れるために、高音パートと低音パートの2つを作りましょう。本物の弦アレンジであれば、バイオリンやビオラなどの音色を高音パートと低音パートで使い分けるのですが、そのような難しいお約束は抜きにして、お手軽なストリングスのアンサンブル音色を使えばOKです。
そして、中低音域に厚みを加えるパートとしてホルンも用意します。Bメロから徐々に音を重ね、サビではメロにオブリを入れながらレンジの広いサウンドを奏でて、曲に厚みを付けていきます。なお、歌のメロディやベース、コードの音とぶつかって不協和音になっていないかどうかも確認しましょう。
そして、中低音域に厚みを加えるパートとしてホルンも用意します。Bメロから徐々に音を重ね、サビではメロにオブリを入れながらレンジの広いサウンドを奏でて、曲に厚みを付けていきます。なお、歌のメロディやベース、コードの音とぶつかって不協和音になっていないかどうかも確認しましょう。

出だしのキメの部分は他の主要パートが同じリズムを刻んでいるので、ストリングスとホルンは違うリズムと動きを取り入れて、ユニゾンで演奏して目立たせる。後半は白玉+αのフレーズで伴奏に厚みを加え(①)、最後にストリングスの駆け上がりを入れて(②)、サビへの期待値を高める
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