感覚的にコード進行を作るためのポイントを紹介

初心者必見! コード進行の作り方「第13回 ジャンル別・定番コード進行その6」

初心者必見! コード進行の作り方「第13回 ジャンル別・定番コード進行その6」

2016/01/23


コード進行を作っていくためのポイントをご紹介する連載企画「コード進行の作り方」の第13回。今回もコード進行づくりのヒントとして、様々なジャンルのヒット曲を例に“定番のコード進行”を解説していきます。

文:目黒真二

渋谷系の定番コード進行参考曲:(フリッパーズ・ギター「恋とマシンガン」)

ジャジーなのに、ポップな響きでオシャレな雰囲気を演出

度数(キー:Cメジャー)

|CC♯dim| |A7| |DmG7| |C△7C7|

1→1#→6→2→5→1→1

1小節目2拍目のCメジャーから半音上がる「C♯dim」がジャジーでオシャレです。次の「A7」は通常は「Am」にしますが、メジャーで7thを入れるのがクールです。また、3小節目のツーファイブ進行や、4小節目の「△7th → 7th」の半音の7thの動きなどもマネしたいところです。

 

サンバの定番コード進行(参考曲:セルジオ・メンデス&ブラジル’66「マシュ・ケ・ナーダ」)

EmをE7にするだけでトロピカルなラテンテイストに変身!

度数(キー:Cメジャー)

|Am| |E7| |Am| |E7|

1→3→1→3

マイナーキーの場合「Am→ Em」と進むのが自然ですが、そこで「E7」に展開することで、上に乗るメロディのスケール自体が変わり、「ソ♯」が使えるようになることで、ラテン風味になります。ここにパーカッションなどを乗せれば、あっという間にラテン調の曲ができます。

※このページで紹介しているコード進行は参考曲をもとに解説用に作成したものです

 

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