現在放送中のテレビアニメ『DAYS』のオープニングテーマ
HOWL BE QUIET「Wake We Up」インタビュー
HOWL BE QUIET「Wake We Up」インタビュー
2016/08/04
俺達が口先だけじゃないということを証明できる作品になっています。
竹縄:1番かもしれないですね。というのも1番が『DAYS』のオープニングに流れる箇所でもあって、作品とHOWL BE QUIETが最もクロスフェードしなければいけないと思ったんです。変な話、どこまで自分が『DAYS』に近づいて、どこまでちゃんとHOWL BE QUIETであるのかバランスを非常に気にしました。
──出来上がるのが一番遅いパートだったと?
竹縄:というよりも、ここが一番最初に出来たのですが一番悩んだパートだったんです。そこからは歌いたいことが自分の中でイメージがあったので言葉にしやすかったかな。でも、結果的に完成したのがレコーディング当日だったんですけど(笑)。
──次にデモを聴いた時の印象は?
岩野:まずは疾走感をとても感じました。やはり『DAYS』という作品にどうやってはめ込むかなというのは気になっていたのですが、実際に聴いてみたら「メチャメチャハマりそうだな!」と。あとは歌詞の印象とは違うんですが、メロ自体に言葉が入ってくるのかというところで、疾走感があって言葉数も結構多いんだけどしっかりとワードが耳に入ってくる感じがして、これは良いなと思いました。
橋本:僕も疾走感を感じましたね。それに加えて僕ららしさと『DAYS』という作品が融合していくイメージや雰囲気、テンポ感であったり、そういった要素がばっちりリンクしているなと。僕らと『DAYS』が走り出していくんだという印象を受けました。
黒木:僕はHOWL BE QUIETとして前作「MONSTER WORLD」に続くシングルという観点で、『DAYS』のオープニングテーマというよりも、まず “竹縄航太がこの歌を歌う” ということに重点を置いて聴いたんです。その上での印象は「MONSTER WORLD」よりさらにポップになったなと。
──どういったところが?
黒木:メロディやコード進行ですね。非常にポップスになっていました。そして、疾走感と煌びやかさが同居している曲だなと。これは面白いことになりそうだとワクワクしたのを覚えています。
──ところで、初回限定盤のDVDに収録される「Wake We Up」のMVですが、どういったことをテーマにされたのでしょうか?
黒木:いくつかテーマを設けたんですが、その一つが「旅」ですね。
──そのテーマというのはメンバー間で案を出し合って決めたのですか?
黒木:そうですね、まずざっくりとしたテーマだけを決めました。次に映像監督に「基本的には旅をイメージしていて、アドベンチャー感を出したい」ということを伝えました。それから僕らがアイディアを出しつつミーティングを何度か重ねて、監督が書いてきた絵コンテを見て相談したり。
──映像の中で、皆さんが着ているツナギの背中にアルファベットが書かれていますよね。
竹縄:CDジャケットを見ればその理由が分かるようになっています。他にも色々と謎が隠された映像作品に仕上がっているので、ぜひCDを買ってください(笑)。
──気になりますね。それでは最後に改めて、今作の聴きどころについて教えて下さい。
橋本:「Wake We Up」を含めた全3曲を通して言えるのは、とても暖かい楽曲だということ。人が生きていく中で感じることの奥深くにあるものを、竹縄がスゴく色々なことをフォーカスして作った楽曲です。なので元気を出したかったり、一人で考え込んでいる時など自分を見つめる瞬間に聴いてもらえればと思います。
岩野:皆で頭を自由にして「何でもありだ!」って作った3曲なので、おそらく他のバンドさんの楽曲とは異なる新しい形の作品だと思います。それに橋本が言ったように、誰の心にも寄り添って背中を押してあげられるような歌詞になっているので楽しんでいただければ嬉しいです。
黒木:僕らが作る音楽は表題曲もカップリングもいつでも最高の曲だけだと自負しているので、語るまでもないと思います。僕はHOWL BE QUIETの一員として聴いて欲しいという気持ちだけです。それにCDジャケットやアー写、MVもすべて自分達で考え、信頼できる一流の人達と作り上げました。どこを取っても音楽がより伝わりやすくなったと思うので、ぜひ楽しんでいただけたらと。
竹縄:2ndシングルということで、HOWL BE QUIETを知っている人や知らない人、『DAYS』というアニメで僕らを知った人など色々いると思います。そして様々な角度、いかに斜に構えられたとしても、それを圧倒的に超えられるような3曲ができたと自信を持って言えます。俺達が口先だけじゃないということを証明できる作品になっているので、とにかくまずは曲を聴いてもらえればと思います。
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