ボーカル録音などに最適なおすすめモデルが大集合
今、注目すべき7本のマイクをプロのエンジニアが徹底レビュー!
今、注目すべき7本のマイクをプロのエンジニアが徹底レビュー!
2019/04/02
DTMをしている多くの人にとって、ボーカルの録音は気を遣うポイントだと思います。BUNGEE STUDIOのエンジニア、小嶋″ojjy″淳一朗さんに協力していただき、ボーカル向けのマイク7本をチェックしてもらいました。
取材:目黒真二 写真:小貝和夫
※本コンテンツは音楽雑誌「サウンド・デザイナー」(2019年3月号)より抜粋したものです。
詳しくは、サウンド・デザイナー公式サイトをご覧ください。
今回の試奏では、私がエンジニアリングを担当したバンド、INNOSENT in FORMALの曲を、ボーカルのぽおるすみすくんに、実際のレコーディングと同じ状況で歌ってもらいながらチェックしました。
ラップ、シャウト、メロディ、語りというように、いくつかの歌い方のバリエーションと、オンマイク/オフマイク、さらに極端に近寄ったり離れたりなどの状況で録ってみて、各マイクの特性をできる限り探ってみました。
また、試奏した7本のマイクの他に、プロのボーカル録音での定番マイクである「ノイマンU87」と「AKG C414」をリファレンスとして並べて、同時に比較しながらチェックを行なっています。
ヘッドアンプはミレニアの「HV-3D-8」で、ファンタム電源もここから送っています。さらに、できるだけピュアな状態でマイクの音質を見極めるために、アウトボードはかまさずに、ミレニアのゲインだけを調整してダイレクトにアビッドPro Tools(DAWソフト)へ送りました。
音質はフォーカル・プロフェッショナルの「Twin 6 Be」(モニタースピーカー)と、ベイヤーダイナミックの「DT250」(ヘッドホン)でチェックしています。
⬆ゲイン調整のために使用した、ミレニアのマイクプリHV-3D-8。トランスレス回路の採用による、色付けのないナチュラルな質感が特徴のモデルだ
⬆スピーカーは、フォーカル・プロフェッショナルのTwin 6 Beを使用した。基本はこちらでチェックを行ない、低域の確認でベイヤーDT250を使った
協力ミュージシャン
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