収録曲「伽藍堂」の制作秘話を公開

小林太郎『URBANO』インタビュー

小林太郎『URBANO』インタビュー

2015/11/06

レコーディングの使用機材について


──次にレコーディング使用機材についてお聞きします。小林さんといえば「フライングV」がトレードマークですが、レコーディングでも使われたのですか?

小林:実はレコーディングでは使ったことがないんです。

──そうなんですか!

小林:座って弾いたりするのが難しいじゃないですか。

──そうですね(笑)

小林:レコーディングではずっと立って弾きたくないわけじゃないんですけど(笑)。

──では、レコーディングでは何を使われたのですか?

小林:今回は音的にいろんなギターを使える機会があったので、色々なものを使い分けました。基本的にはGibsonの「レスポール」をメインに、あとはFenderの「テレキャス」や「ストラト」だったり、他にもGibsonの「ES-335」を使いましたね。

──エフェクターは何を使われたのでしょうか?

小林:僕は普段から足元はチューナーぐらいなんです。ですので、アンプを使ってクリーン、クランチ、オーバードライブ、ディストーションなどの音作りをしました。

──アンプはどちらのモデルを?

小林:「SOLDANO」のアンプです。世良公則さんが使用されていると聞いて、「やっぱりここはSOLDANOだろ!」と思って手に入れました。
分厚い歪みだったり、きらびやかなクランチを作ることができるんで。

──次にご自宅の制作環境についてお聞きしたいのですが、DAWソフトは何を使われているんですか?

小林:昔は「GarageBand」だったんですが、昨年あたりから「Logic」を使っています。前作の『DOWNBEAT』ではシンセだったり打ち込みが多くて、「GarageBand」よりもできることが多いだろうということで使い始めました。

──では、マイクは何を使われていますか?

小林:SHUREの「57」をずっと愛用しています。

──なるほど。ヘッドホンは?

小林:いくつか試してみたんですが、結局iPhoneの付属イヤホンが一番しっくりくるので使っています(笑)。


──意外ですね。モニタースピーカーは何を使われているんですか?

小林:イベントでいただいたBOSEのスピーカーを使っています。Bluetoohを搭載しているので便利ですね。
僕の場合、制作段階で音のレベルを高めなくてもいいので、正直そういった宅録環境は少し甘えちゃっています。そこで土台になったものをスタジオに入って作り上げていますね。

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『URBANO』初回限定盤CDジャケット

『URBANO』
初回限定盤
【CD+DVD】


¥3,148(税抜)
KICS-93311


【CD】
1.NIBBLE
2.tachikiru melody
3.伽藍堂
4.花音
5.祭
6.アイムレス
7.REAL
8.SCARS
9.時雨
10.光
11.鎖

 


【DVD】
・MV
「花音」、「Damn」
・ワンマンライブ映像
(2015.5.4 at 下北沢GARDEN)

『URBANO』
通常盤
【CD】


¥2,685(税抜)
KICS-3311


1.NIBBLE
2.tachikiru melody
3.伽藍堂
4.花音
5.祭
6.アイムレス
7.REAL
8.SCARS
9.時雨
10.光
11.鎖

発売記念インストアイベント

・12/03 タワーレコード渋谷店
・12/11 TSUTAYA TOKYO ROPPONGI
・12/19 タワーレコード梅田NU 茶屋町店
・12/20 イオンモール浜松市野
・12/20 タワーレコード名古屋パルコ店

ライブスケジュール

・12/5 毎日がクリスマス 2015
~椎名慶治×小林太郎~
会場:横浜赤レンガ倉庫1 号館 3F ホール

・12/28〜31 rockin'on presents
COUNTDOWN JAPAN 15/16
supported by Windows 10

 

ワンマンライブ
2016/03/12 大阪・福島2nd Line
2016/03/18 東京・下北沢GARDEN

小林太郎(コバヤシタロウ)

平成生まれの25歳。静岡県浜松市出身。 2010年4月にファーストアルバム「Orkonpood」をリリース、“ iTunes が選ぶ2010年最も活躍が期待される新人” に選出される。このアルバムに収録されている「美紗子ちゃん」はドラマ「警部補 矢部謙三(TRICK スピンオフ)」の主題歌に抜擢。同年夏には ROCK IN JAPAN FES・SUMMER SONIC 等、新人としては異例の16本の大型フェスに出演。9月には「ミュージックステーション」への出演も果たす。 同年10月、2nd Album「DANCING SHIVA」をリリースし、翌月から初の全国ワンマンライブツアー「TOUR2010“ DANCING SHIVA” 」を東京・名古屋・大阪・札幌・仙台・新潟・浜松・高松・広島・福岡で敢行。(全11公演)2011年夏、“ 小林太郎とYE$MAN” として、SUMMER SONIC・ARABAKI ROCK FES・JOIN ALIVE 等の大型フェスに出演。
2012年より再度ソロ名義で活動開始。7月に新レーベルSTANDING THERE,ROCKS よりメジャー1st EP 『MILESTONE』をリリース。 2013年1月にはメジャー1st フルアルバム「tremolo」、7月には1stシングル「鼓動」をリリース。 11月には「太陽」をデジタル配信し、重厚なサウンドとライブパフォーマンスは各方面で更なる話題となり、その後行ったワンマンツアー「TOUR2013“ SOLY SOMBRA” 」も大盛況のうちに終える。2014年にはが毎年開催するイベントDEMO RIDE CARAVAN初のオフィシャルタイアップアーティストとして、2015年にはオフィシャルタイアップソングとして抜擢される。
メジャーデビュー以降、これまでにシングル1枚、ミニアルバム3枚、フルアルバム1枚をリリース。


オフィシャルサイト

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