デビュー20周年にして初のソロアルバムを発売!
瀧田イサム『RISING MOON』インタビュー
瀧田イサム『RISING MOON』インタビュー
2015/12/22
「GRANRODEOのツアー初日に右人差し指を骨折してしまったんです」
瀧田:「THE RING OF PRAYER」と「FAIRY TOUCH」はオファーをいただく前からあった曲ですね。「そのうち自主制作で出そうかな?」ぐらいの軽い気持ちで作っていたんです。
──その2曲は何かきっかけがあったのですか?
瀧田:(サポートをつとめている)GRANRODEOのライブでソロタイムがあって、僕とドラムが掛け合いや長いソロをやったりするんです。その中で、例えば横浜アリーナとかで速弾きのソロを10分やっても「何かちょっと違うかな?」ってなるじゃないですか。なので曲にしようと思い、「FAIRY TOUCH」を作りました。
── 一方の「THE RING OF PRAYER」は?
瀧田:「FAIRY TOUCH」を何度か演奏しているうちに「もうちょっとメタルっぽい曲を作ろうかな」と思って作りました。ただ、ライブでやる機会がなくて、先日GRANRODEOの『G10』というライブでやっと初披露することができました。
──では、ゲストプレイヤーが参加された「GRAND CIRCLE」と「EXPLORER」に関しては?
瀧田:「GRAND CIRCLE」では、「PSYCHO DAZE BASS」というレーベルを大きく打ち出そうと思い、まずMASAKIさんとIKUO君に声をかけて、さらにはコンテストを行なって、優勝者の吉中美夕君にも参加してもらいました。3人に共通する部分は速弾きを得意とする“テクニカル”なプレイヤーということで、各々の魅力が引き出せるような曲にしようと思って作りました。
──「EXPLORER」はどちらかというとシンプルな感じですよね?
瀧田:あまり色々な要素を詰め込まないように作りました。フュージョンっぽくもあり、アメリカンロックっぽく、割と隙間の多い曲ですね。
──この曲は、瀧田さん以外に6人のベーシストが参加されていますよね。
瀧田:そうですね。コモブチキイチロウは高校の後輩、Hibiki君はレーベルメイトという繋がりでお願いしたところ、快く引き受けてくれました。うしろから前川は、僕も使っている「Combat Guitars」を愛用するプレイヤーです。テクニカルでちょっと変態なベーシスト(笑)。そういった部分を出してもらいたくてオファーしました。岡田治郎さんは、対バンでご一緒したことはあったんですけど、実はほとんど面識がなくて。でも彼の壮大なプレイが好きだったのでアタックをしました。BABYMETALでおなじみのBOH君は、1度セッションしたことがキッカケで。そして、坂本(尭之)君はですね、僕がGRANRODEOのツアー初日に事故で右人差し指を骨折してしまった時に、ピンチヒッターとして助けてくれたんです。2日目までツーフィンガーだけを使って出演していたんですけど、さすがにきつかった…。同じ6弦ベーシストとして、すごく良いプレイヤーですね。
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