和テイストの楽曲で注目を集めるヴィジュアル系バンド
威吹&ひヵる(ダウト)『心技体』インタビュー
威吹&ひヵる(ダウト)『心技体』インタビュー
2016/01/06
「レコーディングの前日にアコギが壊れちゃったんです」by ひヵる
威吹:ESPの「AMOROUS」というギターです。ルックスがとにかく気に入っています。ライブは“見せてナンボ”と思っていて。それに加えて、弾きやすさもポイントですね。
── 一方のひヵるさんは?
ひヵる:俺は、曲作りする時と同じく、PRS「Custom 24」です。ピックアップやペグなどがゴールドパーツになっているところが好きですね。それに、やはりPRSは弾いていて鳴りが良いので、“すごい良いギターだな”と感じます。あと、頑丈なところですかね。ライブで多少手荒なことをしても頑張ってくれます。ちなみに、2〜3年使っていますね。
──Twitterで拝見したのですが、ひヵるさんはたくさんギターをお持ちですよね。他にはどんなギターを?
ひヵる:ESP「THROBBER」、SCHECTERのストラトタイプ、Fenderのジャズマスターとストラトが2本ですかね。あ、あとDECIEVERという国産ブランドのギターも持っています。一時期、国産のギターブランドに興味があって、色々探していた時期がありまして。
──国産にこだわった理由は何かあったのでしょうか?
ひヵる:やはり品質がすごく良いという点ですね。一時期、国産ブランドがたくさん出てきた時、「MADE IN JAPAN」というものにすごく惹かれて。1本欲しいなと思い購入しました。
──「SM」でアコギが使われていますが、どなたが弾かれたのですか?
ひヵる:僕ですね。
──どのようなギターだったのでしょうか?
ひヵる:もともとはGibsonの「J-45」使っていたんです。ただ、レコーディングの前日に、壊れちゃったんです。
威吹:バキッ!と割れてしまったそうなんです。
ひヵる:それで、威吹が持っているSimon&Patrickのアコギを借りて録りましたね。
──長い間使っていたものなのですか?
威吹:恐らく、ダウトを始めて2、3年経ったぐらいのころから愛用しています。
──いざレコーディングで使ってみていかがでしたか?
ひヵる:自分が持っているアコギとキャラが違いました。僕の持っているのは、音色的に言えば暗くて、威吹が持っているギターは明るかったんですね。でも、結構パーカッシブな音がして弾きやすかったですよ。
「もうとにかくライブで暴れ狂いたいですよね。」by 威吹
威吹:アレンジャーさんからいただいたものを、メンバーで解釈した上で、さらにアレンジを加えた作品に仕上がっています。ちなみに、撮影はギター録りが終わった次の日だったんですよ。ハードスケジュールでした。
──初回限定盤2タイプと通常盤を合わせた3タイプの名称が「大」「吟」「醸」とお酒の名前になっていますね。
威吹:ダウトでは毎回この名称を付けています。「松・竹・梅」とかあるじゃないですか? それだとありがちというか。「大・吟・醸」だったらインパクトあるし、ダウトらしいかなと。
──そして、1月17日からは全国ツアー「心・技・体」がスタートしますが、最後にどのようなツアーにしたいか意気込みをお願いします。
威吹:もう、とにかく暴れ狂いたいですよね。ダウト自体、結構ライブに飢えていて。そこでアルバムを引っ提げて、新しい息子(曲)たちを披露しつつ、お客さんにも楽しんでもらって。とりあえず暴れたいです!
ひヵる:僕ら自身が、新曲でライブをすることが久しぶりなので、新鮮な気持ちでツアーに回れるかなと、思っています。多分、このアルバムを聴いて、どういうライブになるんだろう? とちょっと想像がつきにくい部分があるかもしれないと思うんですよ。語弊があるかもしれないですけども、個人的にはデビューアルバムぐらいの気持ちで作ったので、ライブでどうやって受け止めてくれるのかが楽しみですね。
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