大阪発のガールズバンドが放つメジャーデビューシングル!
ЯeaL「秒速エモーション」インタビュー
ЯeaL「秒速エモーション」インタビュー
2016/02/26
大阪野音のコンサートは、みんなの期待の3cm上を飛び越えたい(笑)
──Yurikaさんは、レコーディングではどのようなアンプやギターを使ったのですか?
Yurika:ギターはいつものCrews(Crews Maniac Sound)P-90のレスポールで、アンプはOrange「Rockerverb 100」を使いました。私はOrangeが好きで、シールドまでオレンジなんです。
──「秒速エモーション」で、特に聴いて欲しいフレーズとかはありますか?
Yurika:イントロの和音と単音なんですけど、ハイポジでダウンピッキングで鳴らしていて。テンポも速いのですごく難しいんですけど、一音一音を丁寧に弾こうと思った部分なんですね。サビにも似たようなフレーズがあるんですが、いつもよりも手数も多くて。でも手を抜かずに弾いているので、そこを聴いてもらいたいですね。
──Aikaさんは、ドラムはどこのメーカーがお気に入りとか決まっているのですか?
Aika:今回は3曲ともSAKAEでセットを組みました。スネアも全部SAKAEです。好きだったバンドのドラムの人がSAKAEを使っていたというのもあって。太陽みたいなロゴもカッコいいし。
──叩くのが大変だった箇所や聴いてもらいたい部分などはありますか?
Aika:「秒速エモーション」って、すべてのセクションにタム回しがあるんですよ。だから、前のめりになって、ずっと私はイスから浮いてました(笑)。
──Fumihaさんはいかがですか?
Fumiha:私はベースのテックさんに1965年製のFENDER USAのJAZZBASSをお借りしたんですけど、めっちゃいい音で。
──ベースの聴き所はどんなところでしょう?
Fumiha:正直、3人に比べたらめっちゃ簡単なんですよ(笑)。でも、ちょっとだけソロでスラップが入っているので、そこを聴いてもらいたいです。
──Ryokoさんはいかがですか?
Ryoko:編曲して頂いた渡辺さんと出会ってからなんですけど、ギターボーカルが“こんなことをしてもいいのか!?”って思うようなギターを演奏するようになって。今まではコード弾きだけだったのが、オクターブやチョーキング、単音が曲に入るようになって。「秒速エモーション」だと、2Aの“私だけにたまに見せる切ない顔”のところで歌いながらチョーキングしていたり、リードギターがやるようなことをやっているんですね。あと、2サビの後はコーラスをかけてコードを鳴らしているんですけど、これも歌いながらだと難しいし。落ちサビの後の演奏も頑張りました。
──Ryokoさんはレコーディングではどんなギターを使われたのですか?
Ryoko:G&LのTLタイプのモデルですね。私も好きなバンドさんが使っていたのがきっかけで。
──さて、3月27日には大阪の野音でのコンサートも予定されていますよね。最後に意気込みをどうぞ。
Yurika:“大阪城野音”って3,000人が入るんですよ。4人で割ると1人で800人は呼ばなあかん。それはある意味無謀な挑戦やと思っていて。で、ホンマに来てほしいけど、もしかしたら3,000人いないかもしれない。でも、4人でデビューして初の大舞台やし、悔いのないように全部出し切れるライブにしたいと思ってます。
Aika:お客さんが何人であっても“やったろう”って思ってます。なんか、覆したいというか、見て欲しいというよりもみんなの期待の3cm上を飛び越えたい(笑)。
Ryoko:これ、インディーズ時代に出した曲の歌詞を引用してるんですよ(笑)。
──Fumihaさんはどうですか?
Fumiha:無謀な挑戦なので、結果はどうなるかわからないんです。でも、やります。頑張ります。
──では、Ryokoさん、まとめの一言お願いします。
Ryoko:今のЯeaLを見に来てくれたらいいなと思います。等身大というか、たぶん、まだまだ成長途中なんですけど。だからこそ、今の私たちを覚えておいて欲しいというか。3年後、4年後はきっと同じライブはできないと思うし。高校生最後の無謀な挑戦ですけど、ぜひシングルを聴いて野音に来てもらいたいです。
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