メンバーの真山りか&柏木ひなたがレコーディングの裏話などを公開!
私立恵比寿中学(エビ中)『穴空』インタビュー
私立恵比寿中学(エビ中)『穴空』インタビュー
2016/04/01
通称 “エビ中” こと私立恵比寿中学が、4月20日に3rdフルアルバム『穴空(読み:アナーキー)』をリリースする。ここでは、メンバーの中から “ハイテンションガール”「真山りか」と、“いつも笑顔なおもちゃ箱”という「柏木ひなた」の2人に、最新作にかける意気込みやレコーディングでのエピソードなどを聞いてみた。ライブでは「king of 学芸会」の異名を掲げ、アグレッシブなパフォーマンスでもファンを魅了する彼女達。4月からは全国ツアーも予定されており、まさに今後の活動から目が離せない。ファン必見のインタビューだ!
取材:東 徹夜
私は『金八』が出た時点でもうネタは尽きたなと思っていたんです(笑) by 真山

真山りか
──2ndフルアルバム『金八』(2015年1月28日)から約1年3カ月ぶりのアルバムですが、今の心境はいかがですか?
真山りか(以下、真山):金八を出させてもらったときは“きんぱち、きんぱちかぁ〜”みたいな感じで(笑)。当時は、「金八DANCE MUSIC」という曲があって、Mステさんに出たいという気持ちもあって、ある意味で勝負のアルバムだったと思うんです。でも、今回のアルバム『穴空』は、Mステさんにも出させて頂いたし、さらに踏み込んでエビ中を象徴できるようなアルバムになるといいなと思っています。
柏木ひなた(以下、柏木):Mステさんに出させてもらったことがきっかけで、エビ中のことを知ってくださった方が本当に多くて。私の中では1曲目の「ゼッテーアナーキー」が『穴空』の代表曲だと思っているんですけど、「金八DANCE MUSIC」の時のように、この曲でさらに多くの人に知ってもらえたらいいなと思っています。
──アルバムタイトルの『穴空』はいつ頃決まったのですか?
真山:年末のさいたまスーパーアリーナの時ですかね。もともと、私たちのアルバムって『中人』、『金八』と漢字2文字で線対称になるものをやっていて。私は『金八』が出た時点でもうネタは尽きたなと思っていたんです(笑)。で、『穴空(あなあき)』って? あぁ、これで『穴空(あなーきー)』って読むんだぁ〜てね。
柏木:最初は読み方もわからなかったよね。普通だったら“あなそら”とかって読むのかな。
──今回のアルバムには、インタールードを抜かすと全部で13曲が収録されていますよね。レコーディングのときは1日で何曲くらい歌うのですか?
真山:私たちは年末から年始にかけてレコーディングしたんですが、1日1曲くらいのペースですかね。で、インタールードは最後にみんなで集まって、録りました。
柏木:そう、インタールードは最後にパァーっと楽しくやる感じです。
──メンバーごとに歌う箇所も違うし、歌詞や曲を覚えるのにも時間がかかると思いますが、どのくらい準備の期間があるのですか?
真山:1日くらいですかね。普段なら1日に2〜3曲録ったりするんですけど、今回は割とレコーディングのスケジュールがゆったりで。1日録って、1日お休みというのを繰り返してました。レコーディングの間に1日空いているので、その時に覚えたりしました。

柏木ひなた
──それはスゴい集中力ですね。
柏木:でも、歌詞はだいたい頭に入ってるくらいの状態で、あとは歌詞カードを見ながら“こんな感じで”って歌う方がいいんですよ。
真山:人にもよると思うんですけど、歌を何回も練習してしまうと、私は飽きちゃうんですよ。レコーディングする前に曲が嫌になるくらい聴いてしまうと楽しくない。どうせだったら楽しくやりたいじゃないですか。
──なるほど。雰囲気を掴む程度にしておくのですね。
真山:そうです。後は、レコーディングの前にボイストレーニングがあるので、そこで掴むみたいな。これは私の考えですけど、やっぱりグループなのでみんなとの波長が合わないと、私だけキメキメで歌っても、バラバラの曲になってしまうと思いますし。
柏木:私も同じです。なんか、作り込んでも“違う”ってなったときに直すのが大変。だから、メロディーを覚えて行って、“こういう感じで歌ってね”って言われて歌った方が、そのときの全力が出せると思います。
──ちなみに、レコーディング前に皆さんに届くデモ曲には、仮歌みたいなものが入っているのですか?
真山:入ってます。普通にオケがあって、仮歌も入ってますね。
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