メンバーの真山りか&柏木ひなたがレコーディングの裏話などを公開!
私立恵比寿中学(エビ中)『穴空』インタビュー
私立恵比寿中学(エビ中)『穴空』インタビュー
2016/04/01
「春休みモラトリアム中学生」は普段の尾形さんからは想像できない曲でした。by 柏木
──今回のアルバムで、デモの段階で聴いた瞬間に“これ好きだな”って思った曲はどれでしたか?
真山:私は「お願いジーザス」。ものすごく染みるというか、“すぅ〜っ”て。切ないけど優しく包み込んでくれるような曲です。アルバムの中でも比較的ゆったりで、アクセントになっているし、エビ中の曲の中でもないタイプで、“挑戦”という意味でもこの曲だと思います。レコーディングのときも、ブースを暗くして、1コだけオレンジの豆電球が灯ってて。そんな雰囲気でレコーディングしたのも初めてだったし。
──「お願いジーザス」で、特にお気に入りの歌詞を挙げるとしたら?
真山:2番の歌詞ですかね。私まだ19年しか生きていない、本当に青二才で。。。
柏木:えっ、今、何が始まったのかと思った(笑)。
真山:(笑)。違うくて、エビ中で歌わせて頂いて、若いなりにいろんなことを学ばせて頂いて。私は去年プロの中学生になったんですけど、それまで進路の事で悩んだこともあったし。ちょっとつらくなったり。でも、今はこの道を選んで良かったなと思っていて。そんなことで歌詞と重なる部分があるんですよ。レコーディング前とかに、ボイストレーニングの先生と練習しているときにも涙が出そうになったくらい。
──柏木さんの方はいかがですか?
柏木:え〜っ。そんなこと言われたらもう(笑)。
──アルバムの中で特にお気に入りな曲はどれですか?
柏木:ん〜。全部好きなんですけど。「春休みモラトリアム中学生」ですかね。この曲はHEREの尾形回帰さんが作ってくださったものなんですけど、普段の尾形さんからは想像できない曲だったんですよ。いつもは“圧”でくる感じがすごくて、ロックバンドの方なのに、なんでこんなに芸人さんみたいなんだろうって(笑)。でも、本当に真面目な方で、私たちのことを真剣に考えてくれて。レコーディングのときも、尾形さんが全部ディレクションしてくれて。歌詞自体は女の子の恋や気持ちを歌っているんですけど、ギターやベースを聴きながらロックな感じで歌うのも楽しかったです。
──「エビ中出席番号の歌 その2」という曲では、歌詞からメンバーの素顔が垣間見えましたが、前山田さんが作ったこの歌詞についてどう思いましたか?
真山:言えば叶う目標を書いてくれてありがたいなと思いました。でも、“かみかみ”の部分は余計かなと(笑)。
柏木:“かみかみ”ですからね(笑)。
真山:そうでもないでしょ。
柏木:まぁ、最近はかんでないけど。一時期、かみだしたら止まらなくなって。で、また、かまなくなって。それを繰り返して。今はかまない時期だね。でももうすぐやってくる(笑)。
真山:心にストレスがかかるとかみ始める。
柏木:怖い、怖い(笑)。
──他のメンバーの歌詞に関してはどう思いました?
真山:性格を言い当ててるというよりは、新しく入った2人は“ぽーぽぽぽーぽー”とかだから、適当じゃない? って(笑)。でも、この2人の方が面白いからズルいよね。
柏木:たしかにね(笑)。
真山:あと、莉奈のパートは“歌もダンスも のびました”の部分が、「エビ中出席番号の歌 その1」のときよりも音程が上がっていて。実際に歌がうまくなってます。ひなたはね、結構変わったね。
柏木:歌詞も全部変わったね。2人が入って末っ子ではなくなったので、歌詞も変わりました。
真山:歌詞が覚えられなくてとても困りました。どうしても昔の“その1”のときの歌詞が定着しちゃっているから。
柏木:そうなんだよね。歌ってて、“アレっ”て。その1とその2の両方の歌詞が出て来ちゃう。昔の歌詞が頭に入っているから、まだ不思議とそっちを歌おうとしてしまう傾向があります。
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