歌メロにアクセントを付けたい時にオススメ
オクターブユニゾンを足した2声のハーモニー【コーラスメロディーの作り方 その4】
オクターブユニゾンを足した2声のハーモニー【コーラスメロディーの作り方 その4】
2015/11/01
ポップスに欠かせないコーラスには、いくつかの基本スタイルがある。連載シリーズ【コーラスメロディーの作り方】では、1つの歌メロを例に、8回に分けてコーラスの付け方を譜例と共に解説する。第4回目はオクターブユニゾンを足した2声ハーモニースタイルを紹介しよう!
歌メロは、女性ボーカルが歌うことを想定した、ミディアムテンポのJ-POP風のメロディにした
オクターブユニゾンを足した2声のハーモニー
これは歌メロとオクターブ違いのフレーズをハーモニーとして加えるスタイルで、女性ボーカルの曲は男性ボーカルが1オクターブ下を、逆に男性ボーカルの曲なら女性ボーカルが1オクターブ上を重ねるのが一般的だ。「ハモるほどではないけど、歌メロにアクセントを付けたい」というような場面で使うといい。
なお、1人で多重録音をする場合は、ファルセットで上を重ねたり地声で下を歌うといいが、ユニゾンで歌った後にピッチ補正プラグインを利用して、音程とフォルマントをエディットして異性の声っぽくするのもありだ。
第2回と同様に、3度上のハモリを前半か後半に限定すると、コーラスパートにメリハリが付いて、3声で重ねるところがグッと目立つようになる。譜例のフレーズでは、サビの出だしを感じさせるようなメロディなので、前半2小節にインパクトのある言葉を持ってきて3声にするといい
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