歌メロと音域をズラして入れるのがコツ
歌メロを邪魔しないウーアーコーラスを加える【コーラスメロディーの作り方 その7】
歌メロを邪魔しないウーアーコーラスを加える【コーラスメロディーの作り方 その7】
2015/11/04
ポップスに欠かせないコーラスには、いくつかの基本スタイルがある。連載シリーズ【コーラスメロディーの作り方】では、1つの歌メロを例に、8回に分けてコーラスの付け方を譜例と共に解説する。第7回目はウーアーコーラスを紹介しよう!
- ▶元になる歌メロ
歌メロは、女性ボーカルが歌うことを想定した、ミディアムテンポのJ-POP風のメロディにした
コードの構成音で歌う重厚な3声のハーモニー
より重厚で壁のようなハーモニーが欲しい時は、その小節のコードの構成音を重ねてハモるスタイルを試してみよう。歌メロのフレーズに追従する3度や5度のハモリと比べて、ハーモニー部分の音程の動きが少なく、歌メロとハモリの役割分担がハッキリするので、歌メロを邪魔せずに厚みを加えることができる。
譜例では、歌メロの下に2声を足しているが、ギターでいうトップノートでメロディを奏でるコードプレイと考えればいい。もちろん、メロとぶつかるところは、ハモリの音を動かしたり、あえて1声抜いて2声にしてもOKだ。
- ▶ONE POINT ADVICE
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