12月16日発売の3rdシングル
丸本莉子「つなぐもの」インタビュー
丸本莉子「つなぐもの」インタビュー
2015/12/10
私は小さな子供が大好きですし、小学校を回るのは楽しかった!
──そもそも、丸本さんのギター歴は?
丸本:最初は中学2年生の音楽の選択授業が始まりで。まわりの友達はピアノを選ぶ子も多かったのですが、私はギター弾けたらカッコいいなと思って(笑)。そこからは独学で、高校2年生から音楽活動を始めて路上ライブをしたりして活動していました。
──今まで全国300カ所を歌い歩いたという逸話もありますよね?
丸本:はい。上京して1年後くらいで今のプロダクションに所属したのですが、事務所が「地域活性化プロジェクト」という事業を行なっておりまして。私も音楽で参加させて頂き、東北や沖縄、埼玉、高知といった様々な地域の小学校に歌いに行きました。瀬戸内海のテーマソングなども歌わせて頂いたりしました。
──特に印象に残っていることは?
丸本:震災後に東北の小学校に行ったときに、子供達も最初は“誰、この人?”みたいな距離があったんですけど、歌ったり、ラッキィ池田さんの振り付けの曲をダンスしたりするうちに段々と距離が近づいて。もともと夢をテーマにステージを構成していたので、最後にみんなの夢を画用紙に書いてもらったんですけど、子供達が“ボクはこうなりたいんだよ!”みたいなことも聞けたのは良かったですね。
──音楽の先生のような感じだったのでしょうね?
丸本:そうかもしれません。私は小さな子供が大好きですし、小学校を回るのは楽しかったです。
──地方でのライブやレコーディングでは、主にどんなモデルのギターを使用されていますか?
丸本:Larrivee(ラリビー)のギターと、Gibson(ギブソン)「J-45」を使っています。ラリビーは高校を卒業したての頃から使っていて、今では私の歌に寄り添ってくれるくらいまで育ちました。でも「J-45」は最近買ったばっかりで。「J-45」はジャカジャカしたサウンドが特徴なので、今後はアップテンポで力強い曲はギブソンで、ミドルテンポやバラード系はラリビーでいきたいと思っています。

──丸本さんは自身の曲をハイレゾでも配信されていますよね。
丸本:やっぱりハイレゾだとレコーディングしたままの音を感じてもらえるというか、臨場感が違いますね。特にライブレコーディングのハイレゾ・バージョンだと、ライブが目の前で繰り広げられている感じです。あと今回の「つなぐもの」に関しては、生のストリングスを「このあたりで弾いているな」みたいに、演奏している場所もはっきりわかりますね。
──普段はミックス作業などにも立ち会うのですか?
丸本:そうですね。ミックスは立ち会いませんが、ミックス後のマスタリングのときに意見交換をすることはあります。もうちょっと声を出して欲しいとか、オケを控え目にとか。ちなみに「つなぐもの」では、サビの部分の「口にするたびに」の“に〜”の伸ばす部分が2番のストリングスに負けないように、ちょっと切ない感じが残るようにお願いしたのを覚えてます。
──丸本さんは声も非常に魅力的ですが、日頃ケアなどはされているのですか?
丸本:私の声は少しハスキーじゃないですか。で、声も枯れやすいんですね。喉で歌っちゃうとすぐダメになっちゃう。今はボイトレに通っていて、身体全体で歌えるように訓練しています。1時間のボイトレで本当に汗だくになるぐらいハードなんですけど(笑)
──ライブやレコーディングの前に必ず行なうことはありますか?
丸本:アスリートの方もそうだと思いますが、ストレッチは必ずやりますね。あと、ハーブティーを必ず飲むようにしています。銘柄は忘れましたが、ハーブティーを飲むと声が出るんですよ。
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