12月16日発売の3rdシングル

丸本莉子「つなぐもの」インタビュー

丸本莉子「つなぐもの」インタビュー

2015/12/10

高知県は、頑張っている人が羽を伸ばすにはピッタリな場所だと思う。


 

──2曲目に収録されている「がんばる乙女」が、高知県“2016奥四万十博”のテーマソングに決まったそうですね?

丸本:はい。私が始めて高知県に行ったのが2年前なのですが、それから高知県が好きで好きで。この曲は、もともとは高知県が“女子旅”を推したいということで1年前に作った曲なんです。で、来年から始まる“2016奥四万十博”でも「がんばる乙女」をテーマソングにしたいという話を頂いて決まりました。

──具体的にはどのような感じで作られた曲なのですか?

丸本:最初から高知県をテーマに書いていたので、海と山と川がモチーフの歌詞でしたが、今回2016奥四万十博のテーマソングとして起用してもらうので、川や山がメインの奥四万十に合わせて歌詞を変えたりしています。今回のシングルのためにレコーディングもし直しています。

──歌詞で特に気に入っているところはどこですか?

丸本:「ため息ばかりじゃ 幸せが逃げちゃうよ」の部分ですかね。Aメロは好きです。

──「つなぐもの」でもお気に入りはAメロの歌詞でしたね?

丸本:そうですね。できれば、サビから作って広げて行きたいんですけど、私はAメロから作って行くのが得意みたいで。最近はメロディ先行で作ることも多いのですが、Aメロばっかり思い付くんですよ。歌詞も一番言いたいことを踏まえつつ、まずはAメロの歌詞を思い付いて、そこから“この流れではどんなサビの歌詞にしようか”みたいに考えて行きます。そういう作り方をするので、必然的に先頭の歌詞に思い入れがあるのかもしれませんね。

──高知県の良いところはどんなところですか?

丸本:とりあえず、料理がとても美味しいです。鰹(カツオ)とかですね。あと、美味しい餃子屋さんもありますし。そして皆さんフレンドリーなんですよ。また、桂浜にある“龍王宮”が思い出深い場所なんです。まだ、私がメジャーのお話を頂く前に、おみくじを引いたら歌の人生の助言みたいな言葉が書いてあって。私は神秘的なことはあまり信じないんですけど、桂浜は私にとってのパワースポットですね。

──「がんばる乙女」にはどんなメッセージが込められているのですか?

丸本:高知県は本当に広くて、1日ではまわりきれないんですけど、何日かかけてアクティブにまわるとストレスを発散できる。そして、キレイな自然に触れて癒される。都会で仕事を頑張っている人が、羽を伸ばすにはピッタリな場所だと思います。女子旅というコンセプトがあったのでタイトルは「がんばる乙女」にしましたが、もちろん男の人にも同じ気持ちで聴いてほしいと思っています。ちょっと疲れ気味の人への応援歌です。

──なるほど。では、最後に読者にメッセージをお願いします。

丸本:声に特徴があると言われているので、これからも“声”を活かした楽曲作りをしていきたいと思っています。バラード系の曲が多いのですが、アップテンポな曲もあるので、ぜひライブに来て頂きたいですね。一緒に楽しみたいです。

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「つなぐもの」

2015.12.16 Digital Release
700円(税込)
★12/16〜12/27
期間限定
Special Price 500円(税込)


1.つなぐもの
2.がんばる乙女〜Happy smile again
(2016奥四万十博テーマソング)
3.つなぐもの(Instrumental)
4.がんばる乙女〜Happy smile again
(Instrumental)

丸本莉子(マルモトリコ)

広島出身のシンガーソングライター。
音楽好きの両親の影響で物心つく頃から大の歌好き。高校2年頃からギターの弾き語りを始め、オリジナル曲も作るようになる。
高校卒業後は約2年にわたる介護の仕事と音楽活動の二足のわらじ期間を経て、プロを目指して上京。インディーズ時代には全国300カ所以上を歌い歩き、地元・広島県安芸太田町から町のサポートソングを依頼されるなど、テレビ番組、CM、キャンペーンソングを数多く手掛けて注目を浴びる。
2015年6月、史上初のハイレゾ先行配信によるデビューシングル『ココロ予報』でメジャーデビュー。ハイレゾ配信3サイトのデイリーチャートで1位を獲得し、3冠達成。その後、2ndシングル『やさしいうた』、1stミニアルバム『こころココロ予報~雨のち晴れ~』を発表し、このほど3rd配信シングル『つなぐもの』をリリース。
いつも見知っている景色を、親しみやすいメロディーと言い得て妙な歌詞に置き換え、一度耳にしただけで印象に残る個性的な声で歌う丸本莉子。特にデビュー以来、“癒しの歌声”としてマスコミでも大きく取り上げられ話題となっているその声は、日本音響研究所の音声分析によっても、“弦楽器のビオラに似た周波数を持つ、聴く人に音の厚みや暖かみを感じさせる音声”と分析されている。
最近は「見たい聴きたい」という音楽的な興味好奇心が一気に広がり、ロックやポップはもちろん、カントリーや民族音楽まで思いつくままに吸収中。

 

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