ヒックスヴィルの真城めぐみと中森泰弘、ザ・クロマニヨンズの真島昌利による3ピースバンド
ましまろ『ましまろに』インタビュー
ましまろ『ましまろに』インタビュー
2016/08/31
1枚目のアルバムが『ましまろ』だったから、じゃ2枚目は『ましろまろに』で良いかと。by 中森
真城:1980年代に知り合ってはいるんですけど、当時はそれぞれのバンドがあって。まぁそんなに接点は無かったんです。だけど、共通の知人がいまして、その人が「真島と真城で一緒にバンドをやったら?」って。スゴくざっくりなんですけど。
───そうなのですね。
真城:その時、その人は酔ってたみたいなんです(笑)。
───その方は最初は真城さんだけに声を掛けていたのですか?
真城:メンバーそれぞれ別に言っていたと思います。当初は「やるかね?」といった感じで。それが何年か経って偶然その言い出しっぺの人のライブを見に行く機会があったんです。その時に「じゃあ、(本当にバンドを)やりますか」という感じになりました(笑)。まぁ、まさか一緒にやるとは私達はもちろん、周りの人達も思っていなかったと思うんですけど。
───ちなみに当時は一緒に対バンはされていたのですか?
真城:一緒にはないですね。マーシーは先輩だし、私はお客という立場でライブハウスに通っていたので。中森さんも全然違うところで知り合っているし。
───そのライブハウスというのは?
真城:新宿の「JAM STUDIO」というところですね。そこで知り合った人が他にもたくさんいて、例えばTHE COLLECTERSなんかもそうだし。
───バンド名はどなたが付けられたのですか?
真城:私達をバンドに誘ったその人が付けました。
真島:その人が水島君って言うんですけど、「真島と真城で “ましまろ” ってバンドやりなよ」ってずっと言ってて。
真城:「(バンド名表記は)ひらがなだぞ!」って。
中森:多分、自分で「良いバンド名が思いついた!」と思っているんですよ。
───しかし、中森さんのお名前が入っていないですよね。
中森:僕の名前を入れてしまうと、難しくなってしまうので。
───反対はされなかったのですか?
真城:何となく、最初にもうバンド名が決まっていたから、ね?
中森:正式にやることになってバンド名を変えるわけにはいかないですよ、やっぱり。
───バンド名はちゃんと考えて決められたのだと思っていました。
真城:全然そんなことないです。だって音楽が生まれる前から「ましまろがさー!」みたいな話をされたりしていて、名前だけでが先行してましたから(笑)。
───なるほど。では、そんな「ましまろ」の最新作についてお聞きしますが、どのようなコンセプトを設けられたのでしょうか?
真城:コンセプトは…
真島:ないんじゃない?
真城:ないですね(笑)。
中森:まぁアルバムタイトルのように、2枚目だから『ましまろに』と付けたぐらい緩い感じなので。
───そういうことだったのですね。「てにをは」の「に」だと思っていました。
中森:今回のタイトルはマーシーから『ましまろに』で良いんじゃないか?って。
真城:私達も「そうだね、それ良いね」って言ったんです。
───マーシーさんはすぐにタイトルが思い付いたのですか?
真島:そうですね、タイトルをどうしようかと考えた時に、1枚目のアルバムが『ましまろ』だったから、じゃあ『ましろまろに』で良いかと。
───そうなると3rdアルバムは『ましまろさん』になるのですかね?
真城:どうでしょう? でも、人に “さん付け” するみたいですね(笑)。
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