真空管「Nutube」を搭載した超小型プリアンプ
【動画付き】VOX「MV50 Clean / AC / Rock」の3モデルを徹底レビュー
【動画付き】VOX「MV50 Clean / AC / Rock」の3モデルを徹底レビュー
2017/05/31
◉Clean、AC、Rockの3つのMV50を用意。アナタのベストチョイスはどれ?
このように魅力的なMV50ですが、悩ましいのが「Clean」、「AC」、「Rock」と名付けられた3種の異なるキャラクターを持つモデルを取り揃えている点です。自分が求めるサウンドにあった1台をセレクトするためにも、それぞれの特徴を知っておきましょう。 なお、動画には、それぞれのアンプを使ってプレイした様子を収録しているので、実際のサウンドや音作りのポイントをぜひ耳でチェックしてみてください。
MV50 Cleanのフロントパネルの様子。ツマミは、TREBLE、BASS、VOLUMEの3つが並ぶのみとシンプルだ
大音量でも歪まないクリーンなギターサウンド「MV50 Clean」
「MV50 Clean」は、その名の通り歪みのないクリーンなサウンドに特化したアンプです。ヘッドアンプに余裕があり、力強くピッキングしたり音量を上げていっても過剰に歪むことはなく、真空管ならではの甘いサーチュレーションを伴うナチュラルなサウンドが得られます。その特性は、クリーン系のギタースタイルで使うのはもちろん、歪みも含めてエフェクターで音作りを完結したい人にもオススメです。
MV50 Cleanのリアパネルの様子。左側のスイッチは、オートパワーオフ機能のON/OFF(ECO)と電源のON/OFF。右側のスイッチは、接続するキャビネットに合わせて低域を補正するEQ(FLAT:大口径用(補正なし)、DEEP:小口径用)とアッテネーターとなっている
VOLUMEを上げても歪むことはなく、そのまま音量が上がっていく。小型アンプにありがちな線の細さは感じられず、迫力あるクリーントーンが得られる
音作りではTREBLE(高音)、BASS(低音)を独立してコントロールできるのが特徴だ。TONEのみの他の2機種よりもキメ細かな音色の調整が可能なのだ
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