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【2023年最新版】ギターが気持ち良く鳴るモニタースピーカー11選
【2023年最新版】ギターが気持ち良く鳴るモニタースピーカー11選
2022/05/18
ノイマン
KH 80 DSP
¥75,000(1本)
●問:ゼンハイザージャパン㈱
●http://www.sennheiser.co.jp/
高域のヌケがいい、ずっとギターを弾いていたい音
大串:正面のロゴが光るんですけど、「俺はノイマンを使っているぞ!」っていう気にさせてくれます(笑)。サウンドはクリアで、エフェクトもすごく聴きやすいですし、音がダイレクトに伝わってくる感じです。音の明瞭度の高さも十分ですし、とにかく出音がキメ細かいんですよ。印象的だったのは、シンバルの揺れ具合までわかったことですね。
山口:ギターを鳴らした時は、ビンテージのストラトでリアPUを使ったのですが、クリーンで弾いた際の高域のヌケが気持ち良くて、ずっと弾いていたい音でした。低域はクリアかつタイトで、強くはないんですけど。ハイとローのバランスはいいと思います。アコギが中心だったり、ボーカルの吐息が聴こえるようなものとか、そういう繊細な曲の制作にも向いていると思いました。何というか、音が上品で大人っぽいんですよね。
大串:リアの音質調整が独特で、スピーカーを置くデスクのサイズを選ぶ方式になっています。これなら初心者でも気軽に出音を調整できると思います。色付けがなくて原音に忠実で、音に高級感がある、どんなジャンルでも使えるオールマイティなスピーカーだと思います。
フロント下部の両端に三角形のバスレフポートを装備しており、ここからバランスのいいローが出力される
リアにはスピーカーをどんなところに置くのかによって選択する「アコースティックコントロール」という、中低域を調整するための独自のツマミが搭載されている
【製品概要】「KH 80 DSP」は、小型ながらも120W+70Wという高性能アンプとDSPエンジンを搭載した、2ウェイ・パワードスピーカーだ。KHシリーズではおなじみの、高音域を水平軸により拡散するMMDウェーブガイド設計により、リスニングポジションをシビアに決めなくても、正確なモニタリングが可能となっている。
【SPEC】●ウーファー:100mm ●ツイーター:25mm ●出力:190W(LF:120W/HF:70W) ●周波数特性: 57Hz〜21kHz(±3db) ●クロスオーバー周波数:1.8kHz ●最大音圧レベル:108.8dB SPL(100Hz、6kHz平均)●外形寸法:154(W)×233(H)×194(D)mm ●重量: 3.4kg(1台)
【NEWS】2018年に販売予定のアライメントキット「PAK-1」と、「Neimann Control」ソフトウェアによって、細かい補正が可能になる。
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