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【2023年最新版】ギターが気持ち良く鳴るモニタースピーカー11選
【2023年最新版】ギターが気持ち良く鳴るモニタースピーカー11選
2022/05/18
ジェネレック
8030C
オープンプライス(¥95,000前後/1本)
●問:オタリテック㈱
●TEL:03-6457-6021 ●http://www.otaritec.co.jp/
音色や奏法のニュアンスを忠実に再現してくれる
大串:僕は8030BPMというモデルを以前から使っていますが、8030Cはアンプがデジタルになったことで、パワーが上がって音もクリアになりましたね。すべての帯域のバランスが良くて、ダイナミックレンジも広いですし、どの音源を鳴らしても印象が変わりません。高音が弱く感じるかもしれませんが、低音がしっかり出ているので、相対的にそう聴こえるだけで、実はハイも出ています。
山口:ある程度の音量を出すと、よりスピーカーとしての真価を発揮します。
大串:裏のディップスイッチの効きがいいので、出す音量や環境に合わせて音質が調整できる点もいいですね。
山口:ギターを弾いていても音に余裕があるというか、窮屈な感じがないのでストレスをまったく感じません。ハイを出したいファンク系のコードカッティングもいけますし、低音弦をミュートして刻むリフもいけます。あと、7弦ギターのロー感もしっかりと表現してくれました。自分の出したい音色や奏法のニュアンスを思い通りにコントロールできて、本当に表現力が高いと思います。
大串:ジャンルを選ばずオールマイティに使える、まさに万能選手です。
リアにはディップスイッチ・タイプのフィルターが装備されており、精密ドライバーなどで上下に動かすことで、環境に合わせて出音をコントロールできる
「Iso-Pod」というゴム足が用意されている。これにより角度を付けたり、自由にセッティングができる
【製品概要】「8030C」は、小規模スタジオでの使用に最適な2ウェイ・ニアフィールドモデルだ。同社の独自の技術「DCW」の採用と、ラッパ状に設計されたバスレフポートにより、滑らかな指向特性と、歪みのない優れた低域を実現している。また、「Iso-Pad」というゴム製の専用スタンドを装備している。
【SPEC】●ウーファー:5インチ ●ツイーター:3/4インチ(メタル・ドーム)●出力:LF=50W/HF=50W ●周波数特性: 47Hz〜25kHz(±2db) ●クロスオーバー周波数:3kHz ●最大音圧レベル:108dB SPL ●外形寸法:189(W)×285(H)×178(D)mm(Iso-Pod除く) ●重量: 5.0kg
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