ギタリストとエンジニアがタッグでチェック!
【2023年最新版】ギターが気持ち良く鳴るモニタースピーカー11選
【2023年最新版】ギターが気持ち良く鳴るモニタースピーカー11選
2022/05/18
ESi
uniK05
オープンプライス(¥27,000前後/ペア)
●問:日本エレクトロ・ハーモニックス㈱
●TEL:03-3232-7601 ●http://www.electroharmonix.co.jp/
ギターアンプの特性を活かせる力強いサウンド
大串:リボンツイーターの特性なのか、高域の伸びが気持ちいいですね。1kHz〜3kHzが出ていて、8〜10kHzから上がフワッとヌケるように広がります。とにかくハイがクリアなので、女性ボーカルの音作りがしやすいですし、アコギやバイオリンといった生の弦を使った制作にも向いていると思います。
山口:ギターを鳴らしてみましたが、僕的にはマーシャルに近いイメージを感じました。あの独特のハイミッドに近いというか、目の前に張り付くような感じがして、攻撃的なサウンドにはピッタリです。歪ませて弾くと音の立ち上がりが鋭いスタックアンプっぽい感じで、クランチで弾くとコンボっぽい箱鳴りが感じられたのが面白かったですね。クリーンやクランチよりも、メタルとかジェント系の歪み系のギターとの相性が抜群です。もし低域が足りないと感じたら、同社のactiv 10Sというサブウーファーと組み合わせると、よりギターアンプっぽい特性が出せると思います。とにかく目の前で鳴るようなダイレクト感がアンプに近い! 他のモニタースピーカーでギターを鳴らして違和感を感じていた人は、ぜひこれを試してほしいです。
リボンツイーターを採用しているため、クリアで伸びのいいハイを再生することが可能で、ボーカルの息遣いなども確認できる
リアには音量調整用のツマミと、XLRとTSフォーンの両方の端子が挿せるコンボ端子が装備されている
【製品概要】「uniK 05」は、ドイツで開発された2ウェイ・アクティブ型のモデルだ。ケブラー素材の5インチ低域用ウーファーと、非常に薄い膜で出来た高域用のリボンツイーターを搭載し、透明感のある力強い出音を実現。ツイーターは従来のものに比べて振動が小さく、大音量時の音の歪みを最小限に抑えている。
【SPEC】●ウーファー:5インチ(ケブラー・コーン) ●ツイーター:49×26mm(リボン) ●出力:30W(HF)+30W(LF)●周波数特性:49Hz〜22kHz ●クロスオーバー周波数:2.5kHz ●最大音圧レベル:89dB ±3dB ●外形寸法:190(W)×265(H)×210(D)mm ●重量:4.28kg
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