CD-PACのWebサイトで無料配布しているテンプレート。左がPhotoshop、右がIllustratorに対応している

　CDは、盤面や歌詞カード、ジャケットのデザインなども含めてひとつの作品となります。特にオリジナル曲のイメージを視覚的に表現できるジャケットのデザインは、CDを商品として販売するうえでは非常に重要で、売り上げを大きく左右します。

　デザインは、CDジャケットや盤面のフォーマットに則ってアドビのIllustratorやPhotoshopといったソフトで作成し、前者なら「ai」後者なら「psd」というデータ形式で納品するのが一般的です。なお、フリーソフトを使ってデザインを作成して「jpg」形式で納品することもできます。

　「CD-PAC」と「紙ジャケット.com」は、ホームページからテンプレートをダウンロードしてデザインを作成できるので、デザインの経験がない初心者でも安心です。また、CD-PACのホームページにある「制作ガイド」では、それぞれのソフトに対応したデザイン制作ガイドが用意されています。ソフトを持っていなかったり、デザインに自信がない場合は、まず自分でラフ案を考えて、メディアパックのデザイナーに仕上げを依頼することもできます。不安な時はプロに相談してみましょう。