【ブランド プロフィール】

同社は、シンセサイザーやPA／レコーディング機器、さらには「JCシリーズ」をはじめとするギターアンプや電子ドラムの「V-Drums」など、幅広いラインナップを持ち、世界中の音楽シーンに大きな影響を与え続けている、電子機器のトップブランドです。

その始まりは、1972年に発表したリズムマシンの「TRシリーズ」で、翌年に登場した同社のシンセの第1号機「SH-1000」をはじめ、「JUPITER-8」や「D-50」といったシンセの名器を次々と生み出し一躍シンセサイザーのトップブランドとなりました。

また、1983年には世界初のMIDIシーケンサー「MSQ-700」を、1996年にはMIDIモジュールの定番となった「SC-88Pro」を発表し、それまで一部のプロだけが行なっていたパソコンでの音楽制作の世界をアマチュアにも広く浸透させたのも同社でした。

現在では、「AIRAシリーズ」やオーディオインターフェイスの「CAPTUREシリーズ」、電子カホンの「ELCajon（エルカホン）」など、ライブ演奏や音楽制作関連の製品を数多くラインナップしています。

【注目モデル1】

JUNO-DS61 オープンプライス（￥73,000前後） 

バンドのライブやスタジオでのセッションに手軽に持ち込める
電池駆動も可能なオールインワンシンセ

「高音質」、「軽量」、「簡単操作」をコンセプトに設計された、シンセの入門者でもすぐに操作できる多機能なオールインワンシンセが「JUNO-DS61」です。プリセットのパッチは、なんと1200種以上もの高品位な音色を搭載し、カテゴリーごとに分けられた音色選択ボタンにより、豊富なサウンドの中から瞬時に好みの音色を探し出すことができます。

さらに、マイクインとUSBオーディオインターフェイス機能も装備しており、本体で制作したバックトラックにボーカルを録音したり、DAWソフトでさらに細かなエディットを行なうことも可能です。電源は付属のACアダプターの他に、単三形の充電式ニッケル水素電池（別売）8本でも駆動するので、ストリートやライブで手軽に使えます。

【注目モデル2】

JD-Xi オープンプライス（￥50,000前後） 

異なる2つのサウンドエンジンを搭載した
高性能なアナログ・デジタル・クロスオーバーシンセサイザー

「JD-Xi」は、アナログオシレーターならではの太くて存在感ある音質が特徴の新開発アナログ音源と、同社のシンセの上級モデル「INTEGRA-7」や「JUPITER-80」と同等のデジタル音源「Super NATURALシンセ」という2つの異なるサウンドをコンパクトなボディに搭載したシンセです。

音源は、「のこぎり波」、「三角波」、「矩形波」の3種類のオシレーターを選択できるアナログ音源と2パートのデジタル音源、そしてドラムパートの計4パートの音源を搭載しており、従来のシンセの枠を超えた多彩な音楽表現が1台で行なえるのが特徴です。本体は重さ2.2kg ／幅575mmという軽量かつコンパクトなサイズで、同社初となる37鍵のミニ鍵盤を採用しています。

また、手軽にフレーズを作成できる4トラックのパターンシーケンサーやボコーダー機能、USBオーディオ／MIDIインターフェイス機能、さらにはギターをDAWソフトに録音できるギターインも装備しています。
パネルのツマミ類はシンセが初めての人でも操作しやすいように機能ごとに配列されているため、ギタリストでもエフェクター感覚でシンセの音作りが楽しめます。

【注目モデル3】

DUO-CAPTURE EX オープンプライス（￥17,000前後）
QUAD-CAPTURE オープンプライス（￥26,000前後）

高音質のマイクプリ「VS PREAMP」を搭載した
コンパクトサイズのUSBオーディオインターフェイス

これからパソコンで音楽制作を始めようと思っている入門者にオススメのオーディオ／MIDIインターフェイスが「CAPTUREシリーズ」です。
入力部に同社のプロ用ミキサーに搭載されている高性能なマイクプリ「VS PREAMP」を2基装備し、高音質なマイク録音が行なえるのが特徴です。
2イン／2アウトのDUO-CAPTURE EXは、単3形乾電池×3本でも駆動し、iPad（※）と組み合わせてコンパクトな宅録システムを組めるのが魅力です。
また4イン／4アウトのQUAD-CAPTUREは、サイズがコンパクトでありながら最大24ビット／192kHzという高音質な録音が行なえます。

※iPadとの接続には、Apple iPad Camera Connection Kit、またはLightning-USBカメラアダプタが必要です。