2016年注目の宅録ブランド&製品を一挙公開!
Native Instruments(ネイティブ・インストゥルメンツ)【次世代の音楽スタイルまで視野に入れた製品を続々と発売しているソフト&ハードブランド】
Native Instruments(ネイティブ・インストゥルメンツ)【次世代の音楽スタイルまで視野に入れた製品を続々と発売しているソフト&ハードブランド】
2016/04/13
【ブランド プロフィール】
また、DJシステムとして世界的にも有名な「TRAKTORシリーズ」や、グルーヴギアの「MASCHINEシリーズ」、キーボードコントローラー「KOMPLETE KONTROL Sシリーズ」など、ソフトウェアとハードウェアを融合させた新しい製品を次々と発表。2015年には、1つのMP4ファイルで4つのトラックを扱える、新しいマルチトラック・オーディオファイル・フォーマット「STEMS」(下記記事参照)を提唱し、次世代の音楽制作のスタイルまで視野に入れた製品開発を行なっています。
写真は「REAKTOR」の最新バージョンである「REAKTOR 6」(¥22,963) の画面。
【注目モデル1】
KOMPLETE KONTROL S25(¥58,148)
KOMPLETE KONTROL S49(¥67,407)
KOMPLETE KONTROL S61(¥76,667)
KOMPLETE KONTROL S88(¥110,926)
人気のKOMPLETEを自在に操ることができる
多機能なキーボードコントローラー
「MASSIVE」や「REAKTOR」、「KONTAKT」、「ABSYNTH」をはじめ、7つの基本ソフトと膨大な数のインストゥルメントとエフェクトをバンドルした同社のソフトパッケージ「KOMPLETE」を、本体のツマミやスイッチで自由自在にコントロールできるキーボードが、「KOMPLETE KONTROL Sシリーズ」です。25鍵、 49鍵、61鍵、88鍵の4モデルをラインナップしています。また、「KOMPLETE 10」の中から厳選した10種類のインストルメンツとエフェクトによる「KOMPLETE SELECT」(※)を付属し、本機とパソコンだけで多彩なジャンルの音楽制作が行なえます。
なお、KOMPLETE KONTROLの最新バージョン1.5からは、Native Kontrol Standard(NKS)に対応した他社製のVSTインストゥルメントでも、本機のディスプレイやボタンなどで主要パラメーターのエディットが行なえる他、アルペジオ、スケール、コード演奏といった便利な機能も使用できます。
写真上から、KOMPLETE KONTROL S25、KOMPLETE KONTROL S49、KOMPLETE KONTROL S61、KOMPLETE KONTROL S88
KOMPLETE KONTROL Sシリーズに付属している「KOMPLETE SELECT」は、同社のインストゥルメンツやエフェクトをパッケージした「KOMPLETE」の中から、世界中のミュージシャンが愛用している10種類を厳選したもので、これらを個別に購入すると、何と12万円相当になるという。含まれている内容は以下の通り。
・MASSIVE(シンセ音源)
・REAKTOR PRISM(シンセ音源)
・DRUMLAB(ドラム音源)
・SCARBEE MARK I(エレピ音源)
・RETRO MACHINES(サンプリング音源)
・MONARK(シンセ音源)
・THE GENTLEMAN(ピアノサンプリング音源)
・VINTAGE ORGANS(オルガンサンプリング音源)
・WEST AFRICA(パーカッション音源)
・SOLID BUS COMP(コンプレッサー)
【注目モデル2】
MASCHINE STUDIO (¥110,926)
MASCHINE(¥68,333)
MASCHINE MIKRO(¥38,704)
ハードのコントローラーとソフトが融合した
トラックメイクに最適な音楽制作システム
写真左=MASCHINE STUDIO、写真右上=MASCHINE、写真右下=MASCHINE MIKRO
4×4のパッドを装備したハードのコントローラーと、ビート制作ソフトの「MASCHINE 2」が融合した最新の音楽制作システムが「MASCHINE」です。ラインナップは、「MASCHINE 2」のパラメーターを2つの大型のカラーディスプレイで自由にコントロールできる「MASCHINE STUDIO」と、単色のディスプレイを2つ装備している「MASCHINE」、そして基本機能は変わらずにサイズをコンパクトにした「MASCHINE MIKRO」の3モデルが発売されています。
ソフトのMASCHINE 2は、シーケンサーやドラムの音をゼロから作れる高性能な5つのドラム音源「Drum Synth」や、スケール、アルペジオ、コード機能といった、すぐに本格的なトラックメイクが行なえる便利な機能を搭載した優れたソフトです。
なお、MASCHINE 2.4からは、同社のフォーマット「NKS」に対応していれば、他社製のプラグインを MASCHINEのハードのツマミやボタンでシステムの一部のようにコントロールできるようになっています。
MASCHINE 2には、8,627のサンプル、445のドラムキット、388のマルチサンプル・インストゥルメント、403のスライス済みループ、1,200のパターン、38のプロジェクト、そして5つのドラムシンセなど豊富なサウンドライブラリーが搭載されている他、「KOMPLETE SELECT」が付属されており、定番の「MASSIVE」などを使ってクオリティの高いトラックメイクが行なえます。
【最新情報】
STEMSは、iTunesなどのMP4の再生に対応しているプレーヤーで再生可能なマスタートラックと、同社の人気DJ機器「TRAKTOR KONTROL D2」などのSTEMSに対応した機器でコントロール可能な4つのマルチトラックで構成されたオーディオファイル・フォーマットです。
1つのMP4ファイルの中に、ステレオのマスタートラックと「ドラム、ベース、メロディ、ボーカル」といった4つのパートを同時に収録することが可能で、4つのパートはSTEMSに対応した機器のツマミやボタンで個別に音量やフィルター、エフェクトのかかり方などを変化させてミックスすることができます。現在、様々なレーベルやオンラインストアから、STEMSフォーマットに対応した音源が続々とリリースされています。
なお、STEMSに対応している製品は、DJコントローラー「TRAKTOR KONTROL S8(¥129,444前後)、「TRAKTOR KONTROL S4」(¥64,630)、「TRAKTOR KONTROL D2(写真下/¥53,519) 、TRAKTOR KONTROL F1(¥22,963)となっています。
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