2016年注目の宅録ブランド&製品を一挙公開!
ZOOM(ズーム)【革新的なモデルを開発し続けているエフェクター&レコーディング機器ブランド】
ZOOM(ズーム)【革新的なモデルを開発し続けているエフェクター&レコーディング機器ブランド】
2016/04/13
【ブランド プロフィール】
ズームは1983年に創業し、1990年に満を持して第一号機となるコンパクトなデジタル・マルチエフェクター「9002」を発表。以来、多機能なエフェクターを中心に、ハンディレコーダーやハンディ・ビデオレコーダー、オーディオインターフェイスなど、様々なカテゴリーの製品を発売しているブランドです。
中でも人気の高いハンディレコーダー「Hシリーズ」は、手のひらサイズの軽量コンパクトなモデル「H2n」から、マイクカプセルを交換できる画期的な「H5」や「H6」など新機軸のモデルを次々と発表。さらには、このハンディレコーダーの技術を発展させて、アマチュアミュージシャンでもフルHDの高画質とXY方式のステレオマイクによる高音質な動画作品が手軽に制作できる、ハンディ・ビデオレコーダー「Q4」を2013年に発表しています。現在では3M HDモード(2.3K画質)という高画質を実現し、収録する環境や状況に応じて内蔵マイクの角度を変えることができる「Q4n」へと進化しています。
また、同社はスペック上の機能だけでなく、実際に使用した際の音質にとことんこだわっており、最新のモデリングテクノロジーでアンプの鳴りを徹底的に追及したマルチエフェクター「G5n」や、USB3.0仕様のハイスピードで超高音質なオーディオインターフェイス「UACシリーズ」、8チャンネルのマイク入力、10トラック同時録音、24ビット/192kHzのハイレゾ音質に対応したプロ仕様のマルチトラック・レコーダー「F8」など、ハイクオリティなサウンドが特徴の数々の製品を発売し続けています。
【注目モデル1】
G5n オープンプライス(¥30,000前後)
とことんまでアンプとエフェクトの音質を追求し
別次元のサウンドクオリティを実現したGシリーズの最上級モデル
同社のフロアタイプのマルチエフェクター「Gシリーズ」の最上位モデルがこの「G5n」です。搭載されているアンプサウンドはすべて新開発されたもので、オリジナルモデルの回路や電気レベルから解析・研究を行ない、従来の製品とは別次元の高品位なサウンドクオリティを実現しています。
また、操作性もすべて見直され、4つのエフェクトスロットでエフェクトを個別にコントロールできるだけでなく、手前側にチューナーの呼び出しやパッチの切り替えといった総合的なコントロールを素早く行なうことができる5つのペダルスイッチを追加しています。
さらに最上段にエフェクトスロットの情報を表示するトータルディスプレイが装備され、アンプやエフェクトの入れ替えや削除といったエディットがスピーディーに行なえるようになりました。
この他にルーパーやリズムマシン機能、出力の最終段でトーンとブースト量が調整できるOUTPUT BOOSTERも装備されています。今後、専用アプリ「Guitar Lab」を使用してアンプモデルとエフェクトの追加が可能です。
【注目モデル2】
Q4n オープンプライス(¥30,000前後)
高画質かつ高音質な動画作品が手軽に作れる
ハンディ・ビデオレコーダー
「Q4n」は、3M HDモード2.3kという高精度な画質と、最高24ビット/96 kHzの音質で録画が行なえるハイクオリティなサウンドが特徴のハンディ・ビデオレコーダーです。
全長119mmというコンパクトなボディに、タッチパネル式の2インチのフルカラー液晶ディスプレイと、録画する場所や状況、欲しいサウンドに応じて切り替えられるABとXY方式のステレオマイクを搭載しています。
また撮影状況に応じて、夜間、日没、野外、リハスタ、コンサートホール、クラブなど、カメラの明るさ色調の設定を10シーンのプリセット設定から選択できるので、誰でも最適な画質で撮影が行なえるところも見逃せないポイントです。さらにUSB端子を装備し、WEBカメラやUSBマイクとしても使用できるので、USTREAMなどのライブストリーミング配信にも最適なモデルです。
マイク部は自然な奥行きと広がりを持った立体的なサウンドで収録できる「XY方式」(写真左)と、広がりがあるステレオ感が特徴で、特定の音源に加え周囲の環境音を含めた録音に最適な「AB方式」(写真右)を切り替えられる
マニュアルを見なくても直感的に操作することがができる、タッチパネル式のディスプレイを採用
【注目モデル3】
UAC-8 オープンプライス(¥67,500前後)
UAC-2 オープンプライス(¥29,160前後)
超高速でデータを伝送できる
USB3.0対応のオーディオ/MIDIインターフェイス
写真上=UAC-8、写真下=UAC-2
「UACシリーズ」は、USB2.0の10倍の速度でデータの伝送が行なえる「USB3.0」を採用し、最高24ビット/192kHzの高音質で録音が行なえるオーディオ/MIDIインターフェイスです。
最大18イン/20アウトの入出力系統を装備した「UAC-8」と、2イン/2アウト仕様の「UAC-2」がラインナップしており、入力部にはハンディレコーダー「Hシリーズ」で培った高音質マイクプリを搭載。また、ボディ前面の入力端子ごとにゲインツマミを搭載し、ギター/マイクの入力切り替えスイッチも装備しているので、基本的な操作は前面パネルのツマミだけで行なうことができます。
なお、DAWソフトの「Cubase LE 8」を付属しているので、高性能なオーディオインターフェイスですぐに音楽制作を始めたいと思っている入門者にも最適なモデルとなっています。
【注目モデル4】
F8 オープンプライス(¥145,800前後)
「F8」は、8つのマイク/ラインインプットを装備し、最大10チャンネルの同時録音が可能なマルチトラック・レコーダーです。入力部には同社の製品の中でも最高レベルの高品位なプリアンプを搭載。最大24ビット/192kHzの高音質なクオリティで録音が行なえます。
また、単3乾電池8本で駆動できるうえに、約930gという軽量設計(バッテリーを除く)のため、フィールドレコーディングにも最適なモデルとなっています。
なお、本機はBluetoothに対応しており、専用のiOSアプリ「F8 Control」を使用すれば、iPhoneやiPadで、録音や再生、停止、早送り、巻き戻しという基本操作から、ミキサーのパンやフェーダーレベルのコントロールまでワイヤレスでコントロールすることができます。
Bluetooth接続で本体をワイヤレスでコントロールできる無料の専用iOSアプリ「F8 Control」
【注目モデル5】
H6 ¥41,500
収録状況に合わせてマイクを交換できる
ハンディレコーダーのフラッグシップモデル
「H6」は、一眼レフカメラのレンズのように収録する環境に合わせて最適なマイクカプセルを交換して録音できる、画期的なハンディレコーダーです。本体の左右に2系統のXLR/TRSフォーン端子を装備し、本体のステレオマイクと組み合わせれば、最大6チャンネルの同時録音が可能です。ライブ録音の際などに内蔵マイクで会場の臨場感を収録し、入力端子にミキサーなどからのライン信号を録音するといったプロのライブレコーディングのような高度なテクニックも本機1台で簡単に行なえます。
なお、立体感のあるステレオサウンドが収録できるXY方式のマイクカプセル「XYH-6」と、センターの音を拾う単一指向性のMidマイクと左右の音を拾う双指向性のSideマイクが組み合わされたMS方式のマイクカプセル「MSH-6」が標準で付属されています。
この他、遠くの音をピンポイントでキャッチするショットガンマイクや、ライン入力の端子の数を増やせるカプセルなどがオプションとして別売されています。
【最新モデル情報】
ARQ
今までにない新しいパフォーマンスや制作手法を生み出してくれる新発想の楽器が誕生
ドラムマシン/シーケンサー/シンセサイザー/ルーパーなど、様々な機能をリング状のタッチセンス式コントローラーで演奏することができる新しい発想の楽器「ARQ」が2016年のNAMM Showで発表されました。
コントローラー部を本体から取り外して、Bluetoothによるワイヤレスでの演奏も可能なうえ、このコントローラーには加速度センサーも内蔵されているので、持った時の傾きや動きでエフェクトやシンセのパラメーターをリアルタイムに変化させるという、今までにないパフォーマンスを生み出すこともできます。 価格/発売時期共に未定。
関連する記事
2022/08/25
2019/08/27
2019/04/26
ニュース
2023/12/25
2023/12/20
2023/12/18
インタビュー
2023/03/23
2022/09/15
2022/05/26
2022/01/26
特集/レビュー
2023/04/03
レクチャー
2022/11/15
2022/11/01