解像度の高い音質で送信できるデジタル・ギターワイヤレス・システム

ギター用ワイヤレスシステム【PAシステムガイド2016/オーディオテクニカ編】

ギター用ワイヤレスシステム【PAシステムガイド2016/オーディオテクニカ編】

2016/05/04


【ギター用ワイヤレスシステム】オーディオテクニカ ATW- 1501


解像度の高いギターサウンドを
安定して送受信できる

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写真左=ペダル型の受信機「ATW-R1500」、右=ストラップなどに手軽に装着できる送信機「ATW-T1001J」

オーディオテクニカ ATW-1501
¥47,000
 

 

「ATW- 1501」は、エフェクトボードに設置して使用するのに最適なフットペダル型の受信機と、ストラップなどに簡単に装着できるコンパクトな送信機の組み合わせによる、ギター用の2.4GHzデジタル・ワイヤレスシステムです。2つのアンテナから常に受信状態のいいものを自動で選択する「スペースダイバーシティ方式」を採用し、クリアで解像度の高い高音質を実現。自動設定機能を搭載しているため、複雑なチャンネル設定は不要でワイヤレスシステムが初めてという初心者でもすぐに使えるのが特徴です。

音質は、デジタル方式による24ビット/48kHzという解像度の高いクリアなサウンドで、離れた場所でも音色の劣化が少なく、低域から高域までギターの質感を忠実に伝えてくれます。さらに送信機側でゲインの調整が可能で、ギターの出力やピックアップのタイプによる音量の違いにも対応してくれます。

また、受信機にはABセレクターの機能も装備されており、2台のアンプを使い分けたりチューナーと切り替えたりと、様々な使い方が可能です。さらに、1台の受信機に対して最大で8台の送信機を登録して使うことができるため、ライブでギターを持ち替える時などにスムーズにギターを交換できるのも特徴です。

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コンパクトエフェクターのボードにスムーズにセッティングできるように、ケーブルの出力端子はボディのサイズに装備されている

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送信機はボディの裏側にストラップなどに手軽に装着できるクリップ式のガイドが装備されている

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受信機の「ATW-R1500」はAとBの2つの出力端子を装備しており、2台のアンプを切り替える時に便利な「A or Bモード」(図左)と、出力のBにチューナーを接続して、チューニング時に出力のAに接続したアンプのみをミュートできる「A Muteモード」(図右)を装備している。図左の例では出力Bから接続した上のギターアンプがオンで、出力Aから接続した下のギターアンプはオフになっている。また、図右の例では、出力Bから接続したチューナーも出力Aから接続したギターアンプも両方オンになっている。


〈ATW-1501の主な仕様〉
●運用電波帯域:2.4GHz ISMバンド
●通信距離:半径20m、直径40m
●周波数特性:20Hz〜20kHz
●サンプリング:24ビット/48kHz
●付属品:ACアダプター、固定テープ2組(共にレシーバー用)、S型ギターケーブル(1m )

【ATW-R1500(受信機)】
●受信方式:自動チャンネル設定方式
●電源:付属ACアダプター
●外形寸法:44(H)×101(W)×130(D)mm
●重量:約565g

【ATW-T1001J(送信機)】
●送信出力:10mW
●電源:単3形アルカリ乾電池×2(※動作時間=約6時間)
●外形寸法:約107(H)×70.2(W)×24.9(D)mm(突起部除く)
●重量:約100g(電池除く)

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