合計300Wの高出力と優れた操作性の PAシステムが1つにまとまり片手で持ち運び可能
パワードミキサーとスピーカー2本がセットになったJBL「EON208P」
パワードミキサーとスピーカー2本がセットになったJBL「EON208P」
2017/04/26
JBL EOS208P
【製品概要】
「EON208P」は、パワードミキサーとスピーカー2本がセットになった、ポータブルPAシステムだ。スピーカー部には8インチ低域ドライバと1インチのドームツイーターを搭載しており、深みのある低域とクリアな高域を実現している。また、Bluetooth接続にも対応しており、スマホやタブレット内の音楽ソースの再生も可能だ。
チェッカー:くぼつよし(エンジニア)
JBLより、オールインワンのPAシステム「EON208P」が発表されました。スーツケース・サイズの本体を、パワードミキサー1台、スピーカー2台に3分割して使うタイプのPAシステムです。本機は女性でも持ち運べる重さで、設置も非常に容易なので誰でも簡単に好みの配置ができます。ミキサー背面の収納スペースには、オン/オフスイッチ付きのAKG社製ダイナミックマイクやケーブル類が収められており、別途マイクなどを買い足さなくても、本機だけですぐにPAシステムが完成します。
パワードタイプのミキサーの出力は合計300Wで、小規模のステージ用モニターとしても十分に使えます。入力端子は全8chで、コンボタイプのマイク/ライン入力端子が4ch分用意されています。ファンタム電源も搭載されていてコンデンサーマイクやDIも使える他、リバーブも装備しているので、演奏に自然な響きを加えることもできます。また、Bluetooth接続にも対応しており、オーディオプレーヤーやパソコンに接続して、離れた場所からソースの切換えや音量調節ができるのもポイントです。
スピーカーは2ウェイタイプで、ミキサーと接続するだけで使用できます。音質は素直で、ヌケのいいツブ立ちのハッキリした印象でした。設置の自由度も高く、立て置きで椅子に乗せたり、別売りのスタンドに立てることもできます。横置きにすればフロアモニターとして使える点も便利です。また、ハウリングも少なく、音量を上げた際に発生したハウリングもEQで簡単に解消できました。本機は、スピーカーとして十分な出力を持ちながら手軽さも実現した、小規模ライブに最適なPAシステムです。
1.ミキサーと2台のスピーカーはこのように合体することができ、分割してどこでも好きな配置で設置できる。マイクやケーブルもパッケージされているのでコストパフォーマンスが高い。
2.スピーカーは、別売りのスタンドを使用して立てたり、写真のように横置きにして、ステージ用のモニタースピーカーとして設置するなど、環境に合わせて幅広く活用することができる
3.ミキサーに搭載されているBluetooth機能を使うことにより、ワイヤレスでオーディオプレーヤーやスマートフォン、パソコンとの接続ができ、離れた場所からBGMなどの再生/操作が可能だ
【SPEC】
●スピーカー:2ウェイ
●出力:合計300W
●入出力端子:インプット×4(XLR/TRSコンボ)、ステレオイン×2(標準フォーン、RCA、ステレオミニ)、ステレオ・モニターアウト(標準フォーン、RCA)、ヘッドホン(ステレオミニ)、サブウーファーアウト(標準フォーン)、スピーカーアウト(標準フォーン、ステレオ)
●外形寸法:658(W)×301(D)×465(H)mm(連結時)
●重量:16kg(連結時)
JBL EON 208P
オープンプライス(¥69,800前後)
お問い合わせ:ヒビノ㈱ ヒビノプロオーディオセールス Div.
TEL:03-5783-3110
http://proaudiosales.hibino.co.jp/
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