特徴的な機能と活用のポイントをチェック

モダンなプラグインを多数追加したUADソフトウェア Ver.9.4が登場!

モダンなプラグインを多数追加したUADソフトウェア Ver.9.4が登場!

2017/12/25


ハードウェア側のDSPで処理することで、パソコンのCPUに負荷をかけずに高品質なプラグインが多数使える人気のプラグインシステム、ユニバーサル・オーディオ「UAD-2」。そのUADソフトウェアがバージョンアップを実施し、新たにVer.9.4が発表されました。今回は5 種類のプラグインが新たに追加されています。今回はその中から主要な4 種類のプラグインに注目し、特徴的な機能と活用のポイントをチェックしていきます。

文:本多理人(編集部)
写真:小貝和夫

超高速でアタックを操るモダンなコンプ Empirical Labs EL8 Distressor $299.0

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エンピリカルラボ「EL8 Distressor」は、1993年に発売された超高速のアタックタイムを持つ現代的なコンプレッサーで、それを忠実に再現したのがこのプラグインです。レシオ値を「1:1、2:1、3:1、4:1、6:1、10:1、20:1、Nuke」から選択でき、「1:1」を使用すると音楽的な倍音を加えながら、シンセやストリングスなどを、コンプレッションせずにウォームなサウンドに仕上げることができます。また、「Nuke」はルームマイクやオケ全体に対して、リミッター的に使用するのに最適なモードです。

本機で有名なのが「Dist 2」と「Dist 3」のモードで、これは偶数と奇数それぞれのハーモニクスディストーションを組み合わせて倍音を調整できるというもの
です。サウンドに厚みを加えたり、テープサチュレーションのような輝きを与えたり、低域のフィルターと組み合わせて質感を調整することもできます。

この他、ドライ/ウェットのミックスバランスを調整してコンプ感をコントロールできるなど、プラグインならではの機能が追加されている点も見逃せません。

80年代に活躍したバケツリレー式コーラスDytronics Tri-Stereo Chorus $199.00

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マイケル・ランドゥやスティーヴ・ルカサーなど、80年代の超有名セッションミュージシャン達に愛用された、バケツリレー方式のコーラス「Dytronics Tri-Stereo Chorus」を再現したプラグインです。厚みのあるサウンドが魅力で、ギターやキーボードに深みと落ち着きのある、豊かなキャラクターを与えることができます。

個別に調節可能な3基のバケツリレー・ディレイチャンネルは、レフト/センター/ライトの各チャンネルに専用のLFOがあり、それらをミックスすることで、本機独特のサウンドが作れます。

また、LFOセクションには、独立して動作する「プリセット」と「マニュアル」の2モードがあり、それぞれに独自のLFO波形とキャラクターを設定可能。プリセットモードはより複雑でキラキラとした音色が得られ、マニュアルモードでは重厚なコーラスの質感が得られます。なお、独自のクラシックなコーラス効果を加えることも可能です。

オリジナルのDytronicsが持っていた操作系統と、シンプルな調整機能を直感的に使えるようにしているだけでなく、超レアモデルであるMkⅡで追加されたフィードバック機能と、プラグイン独自のステレオ入力も備えています。

バイアンプ方式のソリッドステート型ベーアンGallien-Krueger 800RB Bass Amp $149.00

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これはレッチリやレディオヘッド、ガンズ・アンド・ローゼズなどに愛用されている、伝説的なソリッドステート・ベースアンプをエミュレーションしたプラグインです。1982 年に発売された「800RB」は、ハイとローのバイアンプとDI出力を持ち、今やベーシストのスタンダード的なモデルとなっています。本プラグインもそのバイアンプ構造を再現し、低音用と高音用の異なるパワーアプを装備。どの周波数がどのパワーアンプに接続されているかはクロスオーバーで調整することができ、それぞれのアンプにマスターボリュームも付いています。

ロー/ミッド/ハイのボイシングフィルターは、クラシックなEQのように使用でき、さらに4バンドアクティブEQでトーンを自在にコントロールできるので、どんなジャンルにも対応できます。

その他、FXラックにはオンボードのノイズゲート、パワーソーク、EQフィルターコントロールが装備され、仕上げのトーン調整をすることもできます。また、64ものレコーディングチェイン・プリセットが入っており、ビンテージマイクやキャビネット、アウトボード機材を無限に組み合わせることが可能です。

アレン・サイズが所有するマイクコレクションOcean Way Microphone Collection $249.00

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これはモデリングマイク「タウンゼンド・ラボSphere L22」に、エンジニアのアレン・サイズがオーシャンウェイ・スタジオで所有しているマイクのラインナップを追加するプラグインです。ノイマンU47、ソニーC-800G、RCA KU3A ribbon、AKG C12など、最高の状態のビンテージマイクのモデリングが12種類用意されています。

録音前/録音後に近接効果や極性パターンを変えたり、ルーム感やフィードバックを調整でき、音の被りを軽減させたり、近接効果を変えてレスポンスを微調整することも可能。しかも、ApolloシリーズのマイクインにSphere L22を接続すれば、モデリングマイクの音をリアルタイムにモニタリングできます。

  • 豪華製品がもらえるApolloシリーズの新規購入キャンペーンが実施中!(※現在は終了
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現在、同社のDSP内蔵オーディオインターフェイス「Apollo」シリーズを、お得に購入できる2大キャンペーンが実施されています。

ひとつはApollo Twinを新規で購入し、自身のアカウントに製品登録を行なった人に、購入製品に応じてニーヴ、レキシコン、フェアチャイルドなど、人気のUADプラグインが最大で$1,096分無償提供されるというもの。もうひとつは、Apolloラックモデルを新規購入し、プロモーションに申し込んだ人に、UAD-2 SATELLITEが無償提供されるというものです。どちらもキャンペーン期間は2017年12月31日まで。詳しくはフックアップのWebをチェックしてください。

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