「アンビソニックス方式」のVRマイクを搭載した注目のレコーダー

ズーム「H3-VR」を使って、J☆Dee'Zの360°のYouTube音楽動画を収録してみた!

ズーム「H3-VR」を使って、J☆Dee'Zの360°のYouTube音楽動画を収録してみた!

2018/12/14

 

収録後の編集方法(YouTubeへのアップ方法)


続いて、リハスタで撮影した映像と音声をどのように360度のYouTube音楽動画としてアップさせていくのか、その手順を解説していきましょう。使用したソフトはアドビ「Premiere」とフリーの音声編集ソフト「REAPER」、facebookのエンコーダーです。
 

手順1:撮影した映像と音声の不要な部分を「Premiere」で削除

まずは、カメラで撮った映像と音の不要な部分(演奏が開始される前と終わった後の不要なところ)を削除します。実際には、この後にカラコレ(色味の補正)をしています。


 
手順2:音声部分を「H3-VR」の音に差し替える

次に音声編集ソフト「REAPER」を使って、手順1で確定した音声部分をズームH3-VRで収録したVR音声に差し替えます。また音量レベルの調整なども行います。

 

手順3:facebookのエンコーダーで統合させる

最後に、手順1の映像と手順2の音をひとつの映像ファイルとして統合する作業を行います。手順1で映像は綺麗になりOKですが、音の品質は低くまたVR音声形式でもありません。手順2の段階では、映像はありませんが音は綺麗になりOKという状態です。YouTubeにアップするには、この2つを1つのファイルにする必要があるのです。今回はmp4として統合しました。

  

J☆Dee'Z 今回の撮影を終えて(感想コメント)


J☆Dee'Z

 

Nono
私達はダンスをやっているグループなので、360°で収録すれば、ファンの皆さんがいろんな角度から映像を見れるし、楽しみ方が増えるなと思いました。あと、ハモリもやっているので、「この人は、こんなメロディでハモをやっているんだ」っていうのもわかってもらえると思います。新しい発見があって楽しかったし、これからも360°でミュージックビデオを作りたいです。

ami
今まで360°でパフォーマンスをすることがなかったので、新鮮な気持ちで、収録中もずっとワクワクしていました。360°の音声って、聴いたことがないし、自分が映っている時に自分の音声が強くなるっていうのが面白いですね。「そんなことができるのか」って(笑)。そういう驚きが強かったですけど、何よりパフォーマンスをするのがとても楽しかったです。

MOMOKA
ライブとかだとコーラスが混ざって聴こえたり、右も左も同じバランスで聴こえることが多いですけど、今回の360°での収録は、自分が聴きたい方向に画像を動かして聴けるし、主メロの人を追いかけるのもありだし、あえてハモを取っている人を追いかけるのもありと、いろんな楽しみ方ができるのが面白いですね。完成した映像を、早くたくさんの人に見てもらいたいです。


 

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価格と主な仕様

ズーム「H3-VR」
オープンプライス(¥34,000前後)
 

【製品概要】
「H3-VR」 は、全方位の音を集音する「アンビソニックス方式」のVRマイクを搭載し、再生時に音像を回転させたり、楽器や人の声など、聴きたい音源がある特定方向のサウンドをステレオで再生できるレコーダーです。頭の向きに映像と音声が追従するヘッドトラッキング対応ビデオや、YouTubeの360º動画を作る際に最適で、最高24ビット/96kHzのハイレゾレコーディングに対応しています。
H3-VR
【スペック】
●記録メディア:microSD / microSDHC / microSDXC規格対応カード(Class 4以上) ●記録フォーマット:最高24ビット / 96kHz(アンビソニックスAフォーマット / Bフォーマット、ステレオ)、最高24ビット / 48kHz(バイノーラル) ●内蔵アンビソニックマイク:マッチング済み単一指向性コンデンサーマイク×4 ●最大入力音圧:120dB SPL ●出力:ラインアウト、ヘッドホン(共にステレオミニ) ●電源:単三乾電池、AC アダプター(スームAD-17)、USBバスパワー対応 ●外形寸法:76 (W)×78 (D)×123(H)mm ●重量:120g(本体のみ)

 
坂本昭人(サカモト アキヒト)
坂本昭人(サカモト アキヒト)
デジタルハリウッド大学助教/レコーディングエンジニア。ビクタースタジオ、Azabu West Studioを経て、デジタルハリウッド大学で教鞭を執りエンジニア活動も行なう。メジャーのJ-POPアーティストをはじめ、CM音楽やナレーションの録りやミックス、劇場版映画や企業動画のMA、赤坂ブリッツなどでのPAの他、坂本音響塾やVR音響の教育研究も手掛ける。

 
灰野一平 (ハイノ イッペイ)
灰野一平 (ハイノ イッペイ)
1996年にソニー・ミュージックエンタテインメントに入社。その後、ディレクター/A&Rとして、本格派シンガーから国民的アイドルグループまで、様々なアーティストのレコーディングやボーカルディレクションを行なう。J☆Dee'Z以外にこれまで携わった主なアーティストは、中島美嘉、RSP、遊助、久保田利伸、JUJU、Little Glee Monster、欅坂46、土屋太鳳など多数。


 

J☆Dee'Z
J☆Dee'Z
(ジェイディーズ)

メンバー全員が2000年代生まれのボーカル&ダンスグループ。2014年9月24日メジャーデビュー。美しいハーモニーと、キレのあるダンスを両立させたパフォーマンスが高い評価を受けており、2018年3月には1stミニアルバム『あと1歩』をリリース。現在、TVアニメ「レイトン ミステリー探偵社 ~カトリーのナゾトキファイル~」のエンディングテーマとなった「明日も、世界は回るから。」と、LINE MUSICでリアルタイムランキング1位を飾った「Re:100万回の「I love you」」を収録した9枚目のシングルをリリース中。

◉最新シングル
「明日も、世界は回るから。
/Re:100万回の「I love you」」
ソニー・ミュージックレコーズ
SRCL-9973 11/21
 

 

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