いい音でギターをライン録音できる!

注目ギタープロセッサー9台の音質と機能を徹底レビュー!

注目ギタープロセッサー9台の音質と機能を徹底レビュー!

2019/06/15



 


※本コンテンツは音楽雑誌「サウンド・デザイナー」(2019年6月号)より抜粋したものです。
詳しくは、サウンド・デザイナー公式サイトをご覧ください。

 

近年ではデジタル技術も飛躍的に発達し、毎年優秀なギタープロセッサーの新製品が発売されています。そんな中から、話題を集めている9モデルを編集部がセレクト。ギター関連の機材の扱いに長けているライター/ミュージシャン5名に、各モデルのサウンドや機能を検証してもらいました。
 


本物のアンプさながらに弾き手のニュアンスを忠実に再現する表現力

ズーム
G1X FOUR

¥11,000
問:㈱ズーム
TEL:0570- 078206
https: //www. zoom .co.jp/
 


 

まずは、その軽くてコンパクトなサイズにビックリしました。しかもエクスプレッションペダルが付いていて、この低価格というのも驚きです。最初は「初心者用のプロセッサーかな?」と思っていたのですが、実際にギターを接続して音を出してみると、またまたビックリ。この価格帯のプロセッサーにありがちな“強制的な音のシフト感”がないのです。

具体的に言うと、低価格のモデルでは、例えばマーシャル系のモデリングを選ぶと、ギターがシングルコイルだろうがハムバッキングだろうが、あるいはリアだろうがフロントだろうが関係なく、大抵「はい、マーシャルです!」という音になってしまいます。それはそれで便利な時もあるのですが、本物のアンプと質感が違うので、弾いていても違和感を感じて飽きてしまいます。しかしこのG1X FOURは、荒く弾けば荒いトーンが出ますし、優しく弾けば優しいままにタッチを表現してくれます。ピックアップのチョイスや弾く位置でも、本物のアンプのように音が変わるのには驚きました。

レスポール系のギターのピックアップをセンターポジションにして、少しリアのボリュームを落とした時の雰囲気もしっかり出ています。また、ジャズ風の指弾きでのアタックが丸くなる感じや、メタル系の低音弦をブリッジミュートした時の「ズクズク感」も出せます。ただし、ピッキングのニュアンスがしっかり出る分、逆にギターをうまく弾きこなせていない人は、「自分がヘタに聴こえるな」と思うかもしれません。それくらい、ストレートにプレイヤーの演奏が音に現われる点が本機の特徴です。

本機は、エフェクトやアンプを最大5台まで選ぶことができ、それらを組み合わせて音を作る仕様になっています。操作も非常に明解で、特に迷うことなく本体のツマミやスイッチで簡単に行なえます。この手のプロセッサーにありがちな、階層に入るような操作もないので、プロセッサーを使ったことのない初心者も安心でしょう。使っているエフェクトや信号の流れがすぐに把握できる専用エディターソフト「Guitar Lab」も用意されていますが、筆者はマニュアルも読まず、本体だけで直感的に操作できました。

特に4つのツマミが特筆ものです。エフェクトやアンプを選択している時には、それぞれのパラメーターを操作できるのですが、選択を解除すると常にマスターの3バンドEQとして機能する点が素晴らしいのひと言です。例えば、「リバーブを深くした時に音がこもらないようにハイをブーストする」というようなことが即座にできるので、ストレスなく音作りができます。なお、内蔵のリズムマシンやルーパー機能を使えば、曲作りのアイディア出しや練習、1人でのギターパフォーマンスなどにも活用することもできます。

G1X FOURは、自宅での音楽制作からライブまで、1台で様々な用途に対応してくれる、お買い得なモデルです。

試奏・文:目黒真二

無料ダウンロードできるパソコン用のエディターソフト「Guitar Lab」。5つのデバイスが一度に表示されるので、アンプやエフェクトのアサインやパッチの管理などがよりスムーズに操作できる。また、編集だけでなく、60種以上の追加エフェクトも入手できる
 

 

この製品について

【製品概要】
「G1X FOUR」は、70種類以上のアンプやエフェクトモデルを内蔵し、さらにリズムマシンとルーパーも装備している、幅広い用途に対応するコンパクトなモデルだ。高品位なアンプサウンドとIRを用いたキャビネットにより、リアルな音質を実現。初心者も迷わない、マニュアル不要のわかりやすい操作感も魅力だ。専用エディター「Guitar Lab」も用意されている。

【スペック】
●入出力端子:インプット(標準フォーン)、アウトプット(標準フォーン/ヘッドホン兼用)、AUXイン(ステレオミニ)、USB
●オーディオインターフェイス機能:なし
●リアンプ機能:なし
●外形寸法:216(W)×156(D)×52(H)mm  
●重量:610g
 


人気アンプソフト「AmpliTube」とハードによるハイブリッドモデル

IKマルチメディア
iRig Stomp I/O

¥39,000
問:問:IKマルチメディア
https://www.ikmultimedia.com
 


 

iRig Stomp I/Oは、4つのフットスイッチと1つの大型エクスプレッションペダルを装備し、Mac/WindowsかiPhone/iPadと接続することでギタープロセッサーになるという製品です。

アンプやエフェクトの音色は付属アンプソフトの「AmpliTube」で作り、プリセットの呼び出しやエフェクトのオン/オフをiRig Stomp I/Oで行なうという仕様になっています。多数用意されているエフェクトから、操作したいものだけを本機の4つのフットスイッチとペダルにアサインすることができます。また、アンプやエフェクトのツマミのコントロールは、本機のエクスプレッションペダルにアサインすることもでき、ディレイのミックスレベルを上げていったり、ディストーションの歪み量を変えたりもできます。

アンプはマーシャルのJCM800やJCM900といった代表的なハイゲインアンプをはじめ、フェンダーやVOX、メサブギーなどの有名なタイプを網羅。実際に鳴らしてみると、どのアンプタイプも実にリアルで、クリーンやクランチ、ドライブのどれもが、芯の太さがしっかり残ったオケに埋もれない質感です。ピッキングのニュアンスも正確に表現してくれました。さらに、キャビネットとマイクのチョイスや、マイキングなどの細かい調整によって、アンサンブルの中でのギターサウンドの立ち上がりや、ヌケ具合なども自在にコントロールできます。

本機をギタープロセッサーとして使う場合、まずAmpliTubeを「Liveモード」にするのですが、このLiveモードには「プリセットモード」と「ストンプモード」の2つがあります。前者はプログラムチェンジやバンクの切り替えなどを行なう、標準的なプロセッサーと同じ使い方ができます。一方、後者はプリセットの中で使われているエフェクターを、4つのスイッチとペダルに割り当てることができます。さらに、スイッチ1と2を長押しするとルーパーモードになり、足下の操作だけでライブパフォーマンスを行なったり、メロディのストックや楽曲のスケッチなども手軽に行なうことができます。また、筐体が頑丈なのも本機の特徴で、踏み間違えることのないスイッチの距離感と、踏んだ時の感触も絶妙です。

ノイトリック製の入力端子は、48Vのファンタム電源が供給できるコンボ端子になっており、コンデンサーマイクがつなげられるなど、DTM用のオーディオインターフェイスとして使うのにもピッタリです。

なお、前述の「AmpliTube」(iOS/Mac /PC用)以外にも、ミックス/マスタリング専用ソフト「T-RackSプロセッサー」(Mac/PC用)、アコギ専用の「AmpliTube Acoustic」(iOS用)、ボーカル用エフェクターの「VocaLive」と「Mic Room」(共にiOS用)など、総額10万円を超えるソフトウェアが付属しているのもうれしいポイントです。

試奏・文:井桁 学

希望のエフェクトをスイッチとペダルに割り当てるストンプモード

任意のプリセットを選ぶプリセットモード
 

この製品について

【製品概要】
「iRig Stomp I/O」は、Mac/WindowsもしくはiPadやiPhoneと組み合わせて使用するという、現代ならではの画期的なギタープロセッサーだ。アプリは同社のAmpliTubeにシームレスに対応。オーディオインターフェイス機能も備えており、コンデンサーマイクを接続することもできる。また、購入/登録時の特典として、10万円相当のソフトも付属する。

【スペック】
●入出力端子:インプット(コンボ端子)、アウトプット(標準フォーン×2)、ヘッドホン(標準フォーン)、MIDIイン/アウト、USB、iOSイン/アウト
●オーディオインターフェイス機能:あり
●外形寸法:415(W)×210(D)×72(H)mm  
●重量:3.2kg
 


本物のアンプのサウンドを取り込める、アンプに特化したプロセッサー

ムーアー
Preamp Live

¥42,800
問:㈱LEP INTERNATIONAL
nfo@lep-international.jp
http://www.lep-international.jp
 


 

Preamp Liveを試してみて最初に感じたのは、すごくしっかりとした歪みが作れるということです。ムーアーのペダルは個人的に何台も持っていて、ヨーロッパで演奏する時にメインの歪みとして持って行くほど、しっかりとした音が出るので気に入っているのですが、本機は今までのムーアーペダルの中で一番音がいいと思いました。

Preamp Liveはオーディオインターフェイス機能やエフェクトが付いていませんが、モデリングアンプに特化したペダルで、まさに足元に置けるヘッドアンプそのものと言った感じです。弾いてみて「これ本当にデジタルペダル?」と感じるほどに、アナログ的なサウンドが再生されます。デジタル特有のコンプ感やハイ上がりも少なく、音の減衰も自然です。ギターのボリュームを絞ればゲインもしっかりと追従してきますし、レスポンスがギターアンプを鳴らしている時とほとんど変わらないのも特徴です。

各アンプモデリングも再現度が高く、音のツブの粗さや重心がしっかり再現されていて、ノイズも少なめです。音の飛び具合も良くて、アンサンブルの中でも他のパートに埋もれることがありません。IRファイルがロード可能なキャビネットシミュレートも、音の輪郭がわかりやすくていいですね。操作は完全にアナログペダル感覚で、ツマミを回すだけのシンプル設計で使いやすく、瞬時に音をイジりたい時に迷うことがないのは、プレイヤーとしてはうれしいところです。

なお、専用エディターソフトも用意されていて、ムーアーのサイトやAPPストアから無料でダウンロードできます。iPhoneでBluetoothを使ってエディターソフトを操作してみたのですが、最初に少し戸惑ったものの、一度理解すればとても簡単に操作できました。

また、本機に搭載されているトーンキャプチャー機能を使えばケンパーのように、本物のアンプのサウンドをキャプチャーして、新たなプリアンプモデルとして登録可能なのもうれしい限りです。この機能を使えば、いくらでもアンプの種類を増やすことができるのも、本機の大きな特徴のひとつです。つなぎ方も簡単で、アンプにセンド/リターン端子が搭載されていればOK! ケンパーのようにマイクで音を拾う必要がないので、非常に手軽にできます。

試しに手持ちのボグナーATMA18の音を読み込んでみましたが、再現度はかなり高く、スタジオやレコーディングにアンプを持っていけない時には、これで十分です。読み込みにかかる時間も、アンプと本機をケーブルでつなげれば、3分程度で完了するお手軽さです。

本機は9VACアダプターでも駆動するので、レコーディングで何種類もアンプを使いたいプレイヤー以外に、「エフェクトボードに歪みペダルを何種類も入れたい!」という方にもオススメです。

試奏・文:瀬々 信

 

アンプにセンド/リターン端子が付いていればトーンキャプチャー機能を使用して、Preamp Liveにアンプの音を読み込める。画像はボグナーATMA18のサウンドを本機に取り込んでいるところ
 

 

この製品について

【製品概要】
「Preamp Live」は、高品位なプリアンプサウンドを12個内蔵し、ライブで便利な機能と操作性を併せ持ったギタープロセッサーだ。各チャンネルごとにブースターを入れる位置をプリとポストから選択可能。また、キャビネットのIRデータを読み込んだり、本物のアンプのトーンをキャプチャーして本体に取り込むこともできるトーンキャプチャー機能も搭載している。

【スペック】
●入出力端子:インプット(標準フォーン)、アウトプット(標準フォーン×1、XLR×1)、センド/リターン(標準フォーン)、ヘッドホン(ステレオミニ)、MIDIイン/アウト、USB
●オーディオインターフェイス機能:なし
●リアンプ機能:なし
●外形寸法:230(W)×130(D)×56(H)mm  
●重量:1.18kg
 


高解像度で自然なエアー感がある、本物のアンプに肉迫したサウンド

ホットトーン
AMPERO

オープンプライス(¥45,000前後)
問:オールアクセスインターナショナル㈱
pedal@allaccess.co.jp
http://allaccess.co.jp
 


 

まず最初にAMPEROに触れてみて感じたのは、とにかく操作が簡単で使いやすいという点です。マニュアルを読まずにイジってみたのですが、迷うことなく操作できました。

音を出してみて、そのクオリティの高さに驚きました。独自の「CDCM HDモデリングテクノロジー」とIRデータを採用したサウンドは高解像度で自然なエアー感があり、レイテンシーも感じられず、ノイズが少ないのも特徴です。ピッキングに対するレスポンスは本物のアンプとほとんど変わらないレベルで、ギターのボリュームを絞った時にも、ゲインなどがきちんと追従してきます。

自分の所有しているメサブギーとボグナーのアンプヘッドや、ソルダーノのプリアンプなどと弾き比べてみたのですが、本機のモデリングは非常によく出来ていると感じました。また、ゲインを上げた時の“サー”というノイズの感じも、本物のアンプにそっくりで、そのモデリングの技術は見事です。ややコンプ感があり、ゲインとハイがほんの少し高く感じましたが、この程度の違いは別のアンプを使った時の差異みたいなもので、アンプが持つキャラクター自体はしっかりと捉えています。また、サードパーティや自分で作ったキャビネットのIRファイルを本体に取り込める点もいいですね。

本物のアンプでマイク録音した後に、エンジニアさんがイコライジングしてくれたような、すぐに使える音が簡単に鳴らせるので、ライブやレコーディングでも大いに力を発揮してくれるはずです。

本体がコンパクトなのもAMPEROの使いやすいところです。移動する際もギターケースのポケットに入りますし、全面金属製のボディなので、ライブやレコーディングといった現場でのハードな使用にも十分耐えられそうです。

また、4インチのフルカラーディスプレイの視認性も高く、タッチパネルの反応も良好です。表示項目も使いやすくレイアウトされており、パネル上のツマミは少
ないのですが、操作性がいいのでストレスなく扱えます。サウンドのエディットも簡単に行なえて、エディタソフトを使わなくても、本機の操作だけで簡単に音が作り込める点も気に入りました。

あまりにもサウンドと使い勝手が良過ぎるので、欠点を探したのですが、大きなものは見つかりませんでした。あえて挙げるならば、オーディオインターフェイスとして使用することを考えると、ヘッドホン端子はミニステレオではなく、標準フォーン端子の方がいいかなと思ったくらい。とにかくユーザーのことをよく考えて作られている完成度の高いペダルです。

なお、ルーパー機能やリズムマシン機能も付いているので、フレーズを考えたりするのに使うのもいいと思います。サウンドとサイズ、操作性、コストパフォーマンスと、すべての面においてハイレベルなオススメのモデルです。

試奏・文:瀬々 信

 

音作りはAMPERO本体だけでも完結できるが、専用エディタ「Ampero Editor」を併用すれば、パソコンの画面を使って、よりスムーズに音作りができる
 

 

この製品について

【製品概要】
「AMPERO」は、24ビットの信号処理による高品位なアンプとエフェクターモデリングを多数搭載し、サードパーティ製のキャビネットIRデータも読み込むことができるプロセッサーだ。エレキギターのみならず、エレアコ、ベース、シンセなど、あらゆる楽器に対応。タッチパネルを採用し、操作がわかりやすい。専用ソフト「Ampero Editor」も用意されている。

【スペック】
●入出力端子:インプット(標準フォーン)、エクスプレッションペダル(標準フォーン)、ヘッドホン、アウトプット(XLR バランス×2、標準フォーン×2)、MIDI イン、AUXイン、USB
●オーディオインターフェイス機能:あり
●リアンプ機能:なし
●外形寸法:320(W)×147(D)SPEC ×46(H)mm
●重量:1.408kg
 


圧倒的な操作性の良さと、Eleven直系のサウンドを高次元で両立

ヘッドラッシュ
Gigboard

¥69,800
問:inMusic Japan
TEL:03-6277-2230
http://www.headrushfx.jp
 


 

カラフルなディスプレイが非常に印象的なGigboardですが、サウンドエンジンはアビッドのEleven HD Expanded DSPを踏襲しており、レコーディングとライブの両方で使える、便利な機能満載のプロセッサーです。

タッチディスプレイとフットスイッチというユニークな構成が特徴で、エフェクトやアンプ、キャビネット、マイクの設定を変更する場合でも、目的のパラメーターに素早くアクセスできました。各パラメーターがスライドバーになっているなど、使い勝手を徹底的に重視したデザインも特徴と言えるでしょう。ライブ中のパラメーター変更にも素早く対応でき、またレコーディングでじっくりサウンドメイクをする場合においても死角が見当たりません。ペダル型のプロセッサーも「ここまで進化してきたか!」というのが率直な感想です。

肝心のサウンドですが、アンプは往年の名器がひと通り揃っています。例えば、VOX系であればCUTのパラメーターがあったり、フェンダーDeluxe Reverb系はミドルがなし、フェンダーTwin Reverb系にはミドルがありなど、実機通りのパラメーターが用意されている点も好感が持てます。音そのものは、実機のニュアンスが十分感じられるもので、ギターのボリューム変化に応じたアンプの挙動もよく再現されていると思いました。クランチ〜オーバードライブ系のセッティングからギターのボリュームを絞ってクリーンにまで落とし込むといった、本物のアンプさながらのプレイにも対応できます。ちなみにレイテンシーは実測で4ms前後ありましたが、これはアンプと演奏者の距離に置き換えると1mちょっとほどにあたり、十分許容範囲かと思います。

操作性は、タッチディスプレイで直感的な操作が可能ということもあり、プログラムを組んだり、パラメーターのエディットがスピーディに行なえます。スイッチは4つですが、長押しで各モードに入っていける他、各エフェクトのパラメーターの変更をこのスイッチだけで制御できる点もユニークです。また、パラメーターの配置も工夫されています。2つのぺージにまたがってパラメーターが配置されている場合は、使用頻度が高いものが最初のページに表示されるなど、操作性に対しての配慮が十分にされているという印象です。

本機にエディタソフトはありませんが、本体のディスプレイですべてのパラメーターを圧倒的に素早くエディットできるので、“必要ない”というのが筆者の率直な感想です。

パソコンとUSBで接続すればオーディオインターフェイスとしても使え、エフェクト込みのサウンドの他に、インプットチャンネルの設定を変えるだけでノンエフェクトの素の音も録音できます。DAW上の信号に対し、本機を使ってリアンプができるのもうれしい点です。

試奏・文:小川悦司

この製品について

【製品概要】
「Gigboard」は、アビッドEleven Rackを開発したスタッフが手掛けた、デスクに置いても邪魔にならないサイズの、DTMにピッタリのモデルだ。カスタム設計のクアッドコアDSPにより、リアルでレスポンスのいいサウンドを実現。7インチの大型タッチディスプレイを採用し、パソコンを使わなくても直感的な操作が可能になっている。なお、ルーパーも装備している。

【スペック】
●入出力端子:インプット(標準フォーン)、エクスプレッションペダル×2、アウトプット(標準フォーン)、ヘッドホン(標準フォーン)、AUXイン(ステレオミニ)、センド/リターン、MIDIイン/アウト、USB
●オーディオインターフェイス機能:あり
●リアンプ機能:あり
●外形寸法:329,2(W)×225.6(D)×67.1(H)mm  
●重量:3.24kg
 


フラッグシップモデル「Helix」のサウンドをコンパクトなボディに凝縮

ライン6
HX Stomp

オープンプライス(¥74,000前後)
問:Line 6インフォメーションセンター
TEL:0570-062-808
http://line6.jp
 


 

ライン6社のハイエンドモデルである「Helixシリーズ」のサウンドエンジンを、そのままコンパクトなストンプサイズに凝縮して誕生したのがHX Stompです。高品位なサウンドを持ちながら、ギターケースにも収まる可搬性の高さを誇っています。

使えるアンプブロックやエフェクトチェーン、入出力端子の数は他のHelixシリーズより少ないのですが、搭載されているアンプとエフェクト群はシリーズ共通のものなので、サウンドはハイクオリティです。ちなみに筆者が普段使っているHelix FloorとHX Stompで同じ設定をした場合のサウンドを比べてみましたが、まったく同じ音が出せるのには驚かされました。クリーン〜クランチでの艶やかなチューブトーンから、ハイゲインでの伸びのあるサウンドまで、細かいパラメーターを含めて、まったく同じ音作りを行なうことができました。

DSPパワーの範囲内であれば、同じエフェクトを複数配置できるというHelixの基本設計概念も踏襲していて、エフェクトチェーンに2台のアンプブロックを配置することも可能なので、クリーンとドライブでアンプを使い分けるといったこともできますし、2台のアンプを組み合わせた音作りも容易です。

使ってみて便利だなと思ったのは、エフェクトの設定やブロックのオン/オフを記憶しておくことができる「スナップショット」という機能です。フットスイッチをスナップショットモードにすれば、エフェクトチェンジの際の音切れもまったく感じることなく、スピーディに音色を切り替えることができます。ちなみに、フットスイッチは個別のエフェクトのオン/オフを割り当てられる「ストンプモード」、プリセットを選ぶ「プリセットモード」、プリセットをアップ/ダウンさせる「スクロールモード」が用意されています。

エクスプレッションペダル用の端子も搭載されているので、ワウやボリュームなどはもちろん、様々なパラメーターをリアルタイムでコントロールすることができるのも便利です。また、エフェクトセンド/リターン端子も搭載されているため、エフェクトボードに組み込んで他のエフェクトと組み合わせて使用したり、

あるいは本物のアンプと組み合わせて使うことも可能です。
Helixシリーズは操作性の良さに定評がありますが、それは本機にも受け継がれていて、カラー液晶画面を搭載することにより、「コーラスは青、EQは黄色」といったように、エフェクトの種類によって色分けされたエフェクトチェーンを表示できるなど、よく考えられています。エフェクトの色分けは、ストンプモードにした時にフットスイッチのLEDリングにも反映されるので、ひと目でどのエフェクトのスイッチなのかが判別できます。

HX Stompは、アンプモデリングの老舗ブランドのライン6らしく、どこを取っても非の打ちどころがないモデルです。

試奏・文:栗原 務

この製品について

【製品概要】
「HX Stomp」は、アンプシミュレーターの老舗である同社のフラッグシップモデル「Helix」と同じDSPチップを積んでいる小型プロセッサーだ。超低ノイズのオーディオインターフェイス機能を有している他、リアンプ専用チャンネルの設定ができたり、外部のエフェクトをルーティングに組み込めるなど、ギターレコーディングで考えられるあらゆる状況に対応できる。

【スペック】
●入出力端子:インプット×2(標準フォーン)、ヘッドホン、アウトプット(標準フォーン×2)、センド/リターン/AUXイン(標準フォーン)、エクスプレッションペダル(標準フォーン)、MIDI イン/アウト、USB
●オーディオインターフェイス機能:あり
●リアンプ機能:あり
●外形寸法:170(W)×122(D)×64(H)mm  
●重量:820g
 


真空管やトランスの交換もでき、自分だけのアンプが作れる驚異のモデル

ポジティブ・グリッド
BIAS Mini Guitar

¥92,407
問:㈱メディア・インテグレーションMI事業部
TEL:03-3477-1493
https://www.minet.jp/
 

フロントパネル

リアにはスピーカーアウトやラインアウト、センド/リターン、フットスイッチ端子の他にMIDI端子も装備。プログラムの切り替えだけでなく、コントロールチェンジでパラメーターのコントロールもできる

BIAS Mini Guitarは「どんなアンプサウンドも思い通りに作れる!」と言っても過言ではないほど、アンプのカスタマイズが回路レベルで自由に行なえるモデルです。

小さめな筐体にプログラム可能な16個のアンププリセットと最大300Wのパワーアンプを搭載し、非常に自由度の高いエディット機能を活用してレコーディングやライブで使用することが可能です。レコーディングではじっくりパソコンでサウンドメイクを行ない、ライブではBluetooth経由でiPhoneやiPadを使って素早く音作りができます。

アンプモデルのチョイス、スピーカーとマイクの組み合わせ、マイクの角度調整などはもちろん、プリ部やパワー部の真空管の変更やトランスの交換など、おおよそアンプに関するセッティング機能を網羅しているのが特徴です。ただし、純粋にアンプのシミュレーションに特化しているので、エフェクト類はリバーブ以外ありません。

アンプはマーシャル系からフェンダー系、メサブギー系など、有名なモデルがひと通り揃っています。コントロール系に関してはどのアンプも共通で、ゲイン、ベース、ミドル、トレブル、マスターという構成です。ですから、実機と比べてその挙動が同じかと言うと、判断しかねる部分があるかもしれません。ですが、トーンのニュアンス自体は元のモデルをしっかり再現できているので、逆に使いやすいと思います。ちなみにレイテンシーは、ほぼ感じませんでした。

アンプの細かいカスタマイズは、専用ソフトの「BIAS AMP2」で行ないます。真空管を交換することで、出力や歪ませた際の音の張り出し感を変えることができ、他にもコンプレッション感がパワーアンプセクションで設定できたり、低域のふくらみなどもトランスを変えることで調整することができます。特筆すべきはクラウドから様々なプリセットをダウンロードできる点です。また、本体がなくてもBIAS AMP2だけでサウンドメイクをできるのが非常に便利です。

ちなみに、ゲインやボリューム、トーンコントロールに関しては本体のツマミで直感的に操作できますが、スペースの問題かプレゼンスだけはツマミが付いていないので、エディターソフトで行ないます。また、キャビネットへ送るボリュームとライン出力、ヘッドホンアウトのボリュームを、プッシュスイッチで切り替えて個別に設定できる点も非常に便利ですね。

真空管やトランスの知識がないと、最初は無駄に色々とイジってしまうかもしれませんが、少し使えばすぐにアタリが付くようになるので心配はいらないでしょう。むしろ他のプロセッサーと比べても、はるかにサウンドメイクの幅が広いので、突っ込んでアンプの音作りを追求したいと思っている人には絶対にオススメなモデルです。

試奏・文:小川悦司

この製品について

【製品概要】
「BIAS Mini Guitar」は、レコーディングからライブまで幅広く使えるBIASシリーズの小型モデルだ。左右約26cm、重量2.4kgに満たない軽量でコンパクトな筐体に、300Wのパワーアンプを搭載。なお、専用エディターソフトの「BIAS AMP 2」と組み合わせることで、真空管やトランスなど、回路レベルでアンプをとことんカスタマイズすることができる。

【スペック】
●出力:300W(4Ω)、150W(8Ω)
●入出力端子:インプット(標準フォーン)、ヘッドホン、ラインアウト(XLR)、スピーカーアウト(標準フォーン)、センド/リターン、フットスイッチ、MIDI イン/アウト、USB
●オーディオインターフェイス機能:なし
●リアンプ機能:なし
●外形寸法:266(W)×248(D)×46(H)mm  
●重量:2.5kg
 


チューブアンプの弾き心地を完全に再現した最高峰のプロセッサー

ボス
GT-1000

オープンプライス(¥100,000前後)
問:ローランド㈱お客様相談センター
TEL:050-3101-2555
https://www.boss.info/jp/
 


 

GT-1000は、ボスGTシリーズの頂点に立つハイエンドモデルというだけあって、サウンドから使い勝手に至るまで、ギタリストの立場に立って考え抜かれた設計が施されています。

まず実物を目にして驚かされるのは、想像以上にコンパクトに作られているという点です。同社のGT-100と比べてもひと回りは小さい印象で、気軽に持ち運べるサイズと重量にまとめられているのがうれしい点です。それでいてエクスプレッションペダルを搭載し、スイッチ類も無理に削ることなくレイアウトされているために、扱いやすさも抜群です。

サウンド面での進化も飛躍的で、同社独自の「AIRD」というテクノロジーにより、クリーンからクランチ、ハイゲインまで、どのトーンでも生々しいアンプサウンドを出力してくれます。ピッキングやギターのボリューム&トーンに対する追従性も良好で、ラインでもしっかりと音圧を感じることができます。実際に真空管アンプを弾いているのと同じ弾き心地が味わえるのは特筆すべき点です。

エフェクトチェーンの自由度の高さも素晴らしく、シグナルチェーンを分岐する「DIVIDER」により3つまでパラレルチェーンを組むことができます。例えば、クリーンとドライブで別のアンプとエフェクトを選んだエフェクトチェーンを切り替えて使用する、あるいは同時に使用して音作りするといったことが簡単にできます。それでいて音作りはわかりやすく、実際に求めるサウンドに簡単にたどり着くことができました。

それを可能にしているのが、大型ディスプレイとの連携による考え抜かれた操作体系です。複雑なシグナルチェーンもひと目でわかるようにグラフィカルに表示されるため、本体でのエディット作業を楽に行なえるようになっています。もちろんパソコン用のエディターソフトも用意されており、スマートフォンやタブレットとのBluetoothでのワイヤレス操作にも対応しています。スタジオやライブ会場といった現場で、素早くサウンドエディットをしたいという際には強力な武器となってくれるでしょう。

また、使ってみてすごくいいなと思ったのが、標準端子によるメインアウトプットと、XLR端子によるサブアウトプットの2系統用意された出力端子です。それぞれ独立してキャビネットシミュレーターやEQの設定を行なうことができるため、ライブなどでメインアウトをギターアンプに送り、サブアウトからはPAにライン出力するといった使い方ができます。また、モノフォニックチューナーだけでなくポリフォニックチューナーを搭載しているのもうれしい部分。瞬時にすべての弦のチューニング状態を把握できるため、アーミングを多用するギタリストには特に重宝するでしょう。

GT-1000は、本物の音にこだわるすべてのギタリストにオススメのギタープロセッサーです。

試奏・文:栗原 務

メインアウトの他に、モノラル2系統(ステレオ1系統)のセンド/リターンが用意されているので、好みのコンパクトエフェクターを本機と組み合わせて使用したり、接続するアンプのセンド/リターンと組み合わせて、本機のアンプモデルと併用する使い方もできる
 

 

この製品について

【製品概要】
「GT-1000」は、音質を極限まで追求したボスのハイエンドモデルだ。音楽用に特化した超高速DSPチップを搭載。96kHzサンプリングレート、32ビットAD/DA変換、32ビット浮動小数点演算による内部処理という業界最高クラスの超高音質を実現している。また、独自の「AIRD」という革新的な技術により、本物のアンプと変わらない弾き心地が味わえる。

【スペック】
●入出力端子:インプット、メインアウトプット(L/MONO、R)、サブ・アウトプット(L、R)、センド/リターン×2、ヘッドホン、フットスイッチ/エクスプレッションペダル×2、アンプコントロール、MIDI イン/アウト、USB
●オーディオインターフェイス機能:あり
●リアンプ機能:あり
●外形寸法:462(W)×248(D)SPEC ×70(H)mm
●重量:3. 6kg
 

 


世界中のプロギタリストが絶大な信頼を寄せる究極のプロセッサー

フラクタル・オーディオ・システムズ
Axe-FxⅢ

¥390,000
問:㈱オカダインターナショナル
TEL:03-3703-3221
https://www.okada-web.com/
 

フロントパネル
 

このように入出力の数が増えたことで、レコーディングやライブでの接続の自由度が拡張された
 

Axe-FxⅢは、ハイエンド・ギタープロセッサーの先駆けとなった「Axe-Fxシリーズ」の最新モデルです。

大型カラーディスプレイと入出力のレベルを表示するメーターを装備したフロントパネルが印象的で、ギター用というよりは、まるでプロフェッショナルなスタジオ機材といった趣です。画面上のグリッドにエフェクトブロックを配置し、自由にワイアリングすることによって音作りを行なうという特徴もさらに強化され、レイアウト領域もAxe-FxⅡの「4×12」から「6×14」に拡張されています。まさに無限大と言って過言ではないほど、本機はサウンドメイクの可能性を秘めています。

サウンドの質に関しては、「これ以上のものがあるのか?」というレベルに達していて、ヘタにアンプを鳴らしてマイクを立てて録音するよりもいいのでは」と思うほどです。細かいバージョンアップを繰り返すことによって磨かれてきたサウンドのリアルさはかなりなもの。ピッキングに対する反応や、ギターのボリュームやトーンを動かした時の特性の挙動も極めて自然です。

しかも、プリアンプとメインアンプのチューブ交換やバイアスの変更など、実際のアンプでは改造しないと得られないようなサウンドまで鳴らすことができます。「デジタルがアナログを超えた時代がついに到来した」ことを実感しました。また、2000個以上のキャビネットのIRデータが最初から用意されているので、サードパーティ製のIRファイルを購入する必要もありません。

入出力はそれぞれ4系統用意されていて、エフェクトチェーンの中に自由に配置できるようになっています。これはDTMやライブでの使用を考えるとすごく便利です。例えばエレキとエレアコを接続して、それぞれ独立した設定で同時に音を出すこともできてしまいます。

ちなみに、今回は発売になったばかりのフットスイッチ「FC-6」を組み合わせてみましたが、コンパクトながら非常に考えられた設計になっている点に感心させられました。各フットスイッチには、Axe-FxⅢのプリセットやシーンの切り替え、エフェクトのオン/オフなどを自由にアサインすることができます。普通に踏んだ時と長押しした時で異なる設定ができるため、スイッチは6つでも倍以上の働きをしてくれました。

Axe-FxⅢは操作性も快適です。これだけ自由度が高いモデルでありながら、大型カラーディスプレイの採用により、本体でのエディットがやりやすくなっています。専用エディターソフトを使用した場合には、6×14のグリッド全体を見ながらマウスのドラッグ操作でエフェクトブロックの移動ができます。
世界中のプロギタリストが絶賛しているのも納得のスーパーマシンです。

試奏・文:栗原 務

専用エディターを使用すれば、エフェクトグリッドの全体像を確認しながらエフェクトチェーンを素早く作成できる。エフェクトブロックごとに用意されるチャンネル切り替えやシーンの設定などの作業も簡単だ

今回の試奏で使ったFC-6という専用のフットコントローラー。コンパクトながらも高機能で、設定の自由度が非常に高いのが特徴だ(¥85,000)
 

この製品について

【製品概要】
「Axe-FxⅢ」は、ギタープロセッサーの最高峰である「Axe-Fxシリーズ」の最新モデルだ。DSPチップが変更されて、処理能力が格段にアップ。アルゴリズムが一新されたアンプを266モデル8v.5.04時)以上も網羅し、さらにキャビネットモデルはIRデータが2048数類、Axe-Fx IIに採用されていたLegacyタイプ189モデルの他、3rdメーカーのIRデータを収納するUserエリア2024種類も収録している。入出力も4系統7イン/8アウトになり、DTM環境における利便性もアップしている最強のモデルだ。

【スペック】
●入出力端子:インプット1(インストイン/TSフォーン)、インプット2(XLR)×2、インプット3(TRSフォーン)×2、インプット4(TRSフォーン)×2、アウトプット1(XLR×2/TSフォーン×2)、アウトプット2(XLR)×2、アウトプット3(TSフォーン)×2、アウトプット4(TSフォーン)×2、ヘッドホン、AESイン/アウト、S/P DIFイン/アウト、MIDIイン/アウト/スルー、USB
●オーディオインターフェイス機能:あり
●リアンプ機能:あり
●外形寸法:482(W)×292(D)×131(H)mm  
●重量:6.87kg
 

試奏者プロフィール

栗原 務
プロギタリスト/音楽ライター。Lu7、EUROX、E.G.Q.といったバンドで活動する他に、多くのゲームミュージックを手掛ける音楽制作会社「CRYSTA」の代表取締役としての顔も持つ。また、ギターエフェクターの開発にも携わっている。

井桁 学
ギタリストとしてライブサポートやレコーディングを行なう傍ら、アレンジやプログラミングまで手掛けるクリエイター。他にも、楽器メーカーのセミナーや製品開発にも携わり、音楽教則本や音楽雑誌での執筆など、多方面で活躍している。

目黒真二
ベーシスト/ギタリスト/音楽ライター。自らも楽曲提供やアレンジを行ないながら、学校の音楽教科書の音源制作、海外製品マニュアルの翻訳、さらにCUBASEをはじめとするDAWソフトのガイド本などの執筆活動も行なっている。
 

小川悦司
ギタリスト、作・編曲家、音楽プ ロデューサー。プロデュースした米澤美玖「Dawning Blue」がAmazonの日本ジャズ部門で70日以上のトップセールスを記録。ギタリストとしてはポケモン、グラゼニ、「にほんごであそぼ」などに参加している。

瀬々 信
元アーバンギャルドのレフトハンド・ギタリスト。敬虔なクリスチャンで、同志社大学神学部を卒業。アニメとメタル、球体関節人形をこよなく愛し、キャラソンやアイドルなどの楽曲も手掛ける。生涯一好きなアニメは、『カードキャプターさくら』。
 

 

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