モジュール式のプリアンプを専用のラックに装着して使用する

シナジー「Synergyシリーズ」(ギタリスト憧れの有名アンプがすべて手に入る画期的なシステム)

シナジー「Synergyシリーズ」(ギタリスト憧れの有名アンプがすべて手に入る画期的なシステム)

2020/02/28


宅録で迫力のあるギターアンプ・サウンドを収録するには様々な手法がありますが、シナジーアンプは、モジュール式のプリアンプを専用のラックに装着して使用するという画期的なシステムを採用しています。そのラインナップを紹介しましょう。

文:大澤 南

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シナジーの「Synergyシリーズ」は、必要なアンプモジュールを使いたい時だけ差し替えて利用できる、宅録ギタリストに最適な仕様を採用しているモジュール式のアナログプリアンプです。専用のラックは、2ch仕様のチューブアンプのジュールを1 基装着できるSYN N1(Single-module Tube Preamp)と、2 基装着できるSYN2(Dual-module Tube Preamp)が用意されています。

モジュールはソルダーノやディーゼル、フリードマン、エングルといった有名アンプを再現したものが用意されています。いずれもオリジナルの回路をたんにモデリングやエミュレートしたものではなく、各メーカーの技術者が設計して組み上げているというから驚きです。

また、先月(2020年1月)アメリカのアナハイムで行なわれた「NAMM Show 2020」の同社のブースでは、ボグナーとフライエットのモジュールが追加されたことと、シナジーのオリジナルモデルとして、スティーヴ・ヴァイのモジュールもラインナップに加わることが発表されました。Synergyシリーズは、デジタルのアンプサウンドに飽きたギタリストにもオススメできるアンプです。

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SOLDANO SLOは、ソルダーノが80年代にリリースし、当時のハードロック・サウンドを大きく躍進させたSuper Lead Overdrive 100を再現したモデルだ。初期のブティックスタイルのハイゲインアンプのひとつで、マイク・ソルダーノ自身が設計している

DIE ZEL VH4は、ディーゼルが1994年に最初にリリースし、フラッグシップとなっているVH 4を再現したモデルだ。当時のメタルプレイヤーの心をがっちりつかんだハイゲインサウンドで、ピーター・ディーゼル自身がモジュールの設計を行なっている

FRIEDMAN BEは、フリードマンのフラッグシップモデルで、ブリティッシュトーンが特徴のBE-100モデルを再現している。デヴィッド・フリードマン自身が設計しており、スイッチひとつでロッククランチとアグレッシブなディストーションを切り替えられる

FRIEDMAN DSは、フリードマンのラインナップの中核をなすDirty Shirleyを再現したモデルだ。60年代後半のオールドスクールなロックトーンと、クリアなハイゲイントーンのブレンドが楽しめる。こちらもデヴィッド・フリードマン自身が設計している

Synergyモジュール式プリアンプシステム
https://moridaira.jp/synergyamps

¥58,000(各モジュール)、¥84,000(1台装着専用ラック)、¥133,500(2台装着専用ラック/1U)

問:㈱モリダイラ楽器
T E L:03- 3862-1641
https://moridaira.jp/


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