複数のトランペットを中心としたブラスセクション

ももクロ「労働讃歌」のフレーズを解説
【打ち込みブラス研究 イントロ編1】

ももクロ「労働讃歌」のフレーズを解説【打ち込みブラス研究 イントロ編1】

2015/10/02


様々な曲を取り上げて打ち込みのブラス・フレーズをレクチャーする「打ち込みブラス研究」のイントロ編。今回はももいろクローバーZの「労働讃歌」を例に解説しよう!


 参考曲:ももいろクローバーZ「労働讃歌」


ももいろクローバーZ「労働讃歌」
同名シングル収録
キングレコード
KICM-91372/91373/1374


インパクトのあるイントロを聴かせるハーモニー


※譜例は曲のニュアンスをDTMで再現するための参考例です。

 この曲で使われているような、複数のトランペットを中心としたブラスセクションの音色は、勢いのある派手な印象を聴き手に持たせやすいという特徴がある。オクターブユニゾンでラインを強調することで軽快なノリを損なわないようにしているため、ツカミが重要なイントロや、アクセントを付けたいセクションで使うと、楽曲を効果的に演出できる。ハーモニー感を増やしたい場合は、オクターブユニゾンの間に挟む音を増やすといいが、音が増える分だけ重さも増すので、トータルで4音程度に収めるといい。
 


この記事の画像一覧

(全1枚) 大きなサイズで見る。

関連する記事

PAGE TOP