シンプルな音色とフレーズながら、広がりのあるアレンジ

Maia Hirasawa「It Doesn't Stop」のフレーズを解説【打ち込みブラス研究 バッキング編3】

Maia Hirasawa「It Doesn't Stop」のフレーズを解説【打ち込みブラス研究 バッキング編3】

2015/10/02


様々な曲を取り上げて打ち込みのブラス・フレーズをレクチャーする「打ち込みブラス研究」のバッキング編。今回はmaia hirasawa (マイア・ヒラサワ)「It Doesn't Stop」を例に解説しよう!


 参考曲:maia hirasawa「It Doesn't Stop」


マイア・ヒラサワ「It Doesn't Stop」
収録アルバム『maia hirasawa 』
ビクター VICP- 6491


シンプルなフレーズと音色を定位で広げる


※譜例は曲のニュアンスをDTMで再現するための参考例です。

 この参考曲のようにシンプルな音色とフレーズながら、広がりのあるアレンジに聴かせるには、小編成のブラスセクションの音色を使用して、左の画面のようなフレーズを演奏させつつ、さらに一番下の音だけを別トラックに移して定位を変えて立体感を作り出すといい。例えば、トップの音のトラックをやや左に振り、ベースかハモリの音のトラックをやや右に振ると、広がりのあるブラスサウンドに仕立てることができる。この時、それぞれのトラックをやや異なる音色にすると、より一層効果的だ。


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