“ロック+クラシカルなストリングス”の教科書的なパターン

OASIS「Whatever」 のフレーズを解説【打ち込みストリングス研究 バッキング編2】

OASIS「Whatever」 のフレーズを解説【打ち込みストリングス研究 バッキング編2】

2015/10/03


様々な曲を取り上げて打ち込みのストリングス・フレーズをレクチャーする「打ち込みストリングス研究」のバッキング編。今回はOASIS「Whatever」を例に解説しよう!  


 往年のロックサウンドとチェロのコントラスト


OASIS「Whatever」
収録アルバム『Time Flies... 1994-2009』
ソニーレコード
SICP-2764 ~ 2765


往年のロックサウンドとチェロのコントラスト


※譜例は曲のニュアンスをDTMで再現するための参考例です。

 参考曲は、ビートルズやELOなど、往年のブリティッシュロックの手法を受け継いだ、ロックバンドにクラシカルなストリングスを取り入れる時の教科書的な伴奏パターンだ。エレキギター中心のロックなバンドサウンドと、チェロをメインにした生音のコントラストが気持ちいいので、音源は生っぽい音色を選ぼう。フレーズは4分刻みのコードの裏拍にベース音を加える、いわゆるピアノ伴奏の定番パターンでいける。音符を伸ばすところと止めるところのメリハリをしっかりと付けるのがキモだ。
 


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