サビ前を盛り上げる、“かけ上がり”パターン
真心ブラザーズ「胸を張れ」 のフレーズを解説【打ち込みストリングス研究 フィルイン編2】
真心ブラザーズ「胸を張れ」 のフレーズを解説【打ち込みストリングス研究 フィルイン編2】
2015/10/03
様々な曲を取り上げて打ち込みのストリングス・フレーズをレクチャーする「打ち込みストリングス研究」のフィルイン編。今回は真心ブラザーズ「胸を張れ」を例に解説しよう!
参考曲:真心ブラザーズ「胸を張れ」
真心ブラザーズ「胸を張れ
収録アルバム『Keep on traveling 』
ソニーレコード
KSCL- 2008
カッティング的にコードを歯切れ良く刻むアレンジ
サビ前の盛り上げたい箇所の出だしに用いられるのが、この参考曲のような“かけ上がり”のパターンだ。かけ上がりに続くサビの1音目に美しく到達するように、手前から16分刻みで、4音がひとかたまりになるように階段状にフレーズを作っていく。さらに、かけ上がりの最後は6連符にして加速させるのも定番だ。なお、シンセ音色によっては、音の立ち上がりが早いフレーズに間に合わない時があるが、その際は少し次の音に重なるようにノートを長めに入力して発音タイミングを手前にズラせばいい。
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