ドラムフレーズには、いくつかの王道パターンがある。ここでは8ビートの基本パターンを紹介していこう。

　8ビートはロックの最も基本的なリズムで、1拍と3拍でキック、2拍と4拍でスネアを鳴らすのが王道だ。曲調によってはリフのアクセントを強調するために、キックを8分裏などに入れることも多い。
　打ち込みのポイントは、裏拍のキックを、拍の頭の音よりも小さいベロシティにすることだ。拍の頭の強さがアクセントになるので、多少大げさなくらいに調整すると、ビート感溢れるロックなリズムを作ることができる。