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ピアノアレンジの基本テク1(メロディの打ち込み)
ピアノアレンジの基本テク1(メロディの打ち込み)
2015/10/23
連載企画「ピアノアレンジの基本テク」第1回となります。
音楽制作を行う上で、ピアノという楽器を学ぶことも非常に大切で、使用場面が多いだけではなく、和音の構造やボイシングにも強くなるため、楽曲に合わせたアプローチが大きく広がります。まずは伴奏とメロディーを同時に奏でることができるという、楽器特性を活かした、ピアノソロを解説していきます。
まずはメロディラインを作成する
図1
ピアノソロを作成する基本として、土台となる「メロディライン」を打ち込んでいきましょう(図1)。鼻歌からでも構いません、まずは頭の中のメロディをピアノロールへ入力します。
サスティンペダルを使用する
実際のピアノ演奏ではノート同士を滑らかに繋ぐために「サスティンペダル」を使用します。このペダルを踏んでいる間は、鍵盤から指を離したとしても、そのノートが鳴り続け、非常にゆっくりと音量が減衰していきます。
図3
ピアノロール上では赤囲み部分をクリックし、サスティンペダルの情報を入力します(図3)。「上がっている状態でペダルがオン(音が伸びる)」「下がっている状態でオフ(通常)」となります。
【サスティンを使用する際のポイント】
- ▶音源によってペダルサンプリング音が発音されるものは、楽曲の場面に応じ使い分けます
- ▶ステップレコーディングでピアノパートを作成する場合、サスティンの使用は好みにより決定します
- ▶リアルタイムレコーディングで打ち込みを行う場合、サスティンペダルを使用する方が、後のMIDIデータ編集の手間を省くことができます
オススメピアノ音源
Native Instruments「Alicia’s Keys」
同社の音源&エフェクトバンドル「Komplete 10 Ultimate」に含まれています。単品での購入も可能。サスティンペダルを踏んだ際に発生する、弦とピアノ本体の共鳴サウンドがシミュレートされます。
詳細ページ
●記事提供:スリープフリークス
パソコンでの音楽制作ノウハウが学べるDTMスクール。オンラインを利用した独自のマンツーマン・レッスンにより、自宅でもレッスンが受けられるのが特徴。DAWソフトやソフトシンセの使い方など、YouTubeに数多くの秀逸なレクチャー動画を配信しており、すでに2万人以上のチャンネル登録者を誇る。多彩な講師陣も人気の秘密だ。マンツーマン・レッスンに興味のある人は、ぜひともチェックを!
■オフィシャルサイト=http://sleepfreaks-dtm.com
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