ドラムの各パーツの役割

ギターフレーズにハマる!打ち込みドラム講座 第02回

ギターフレーズにハマる!打ち込みドラム講座 第02回

2015/11/07


 ギタリストにオススメなドラムの打ち込み方法をレクチャーする打ち込みドラム講座。第2回はドラムの各パーツの役割を解説しよう。
 

ドラムの各パーツの役割


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1.キック
いわゆる大太鼓のこと。「ドンッ」と重たく響く音で、主に奇数拍(1拍目や3拍目)に強いアクセントを付けるために使う。「ベースドラム」、「ベードラ」、「バスドラ」とも呼ばれる。

2.スネア
いわゆる「小太鼓」のこと。「タンッ」と歯切れのいい音が鳴り、主に偶数拍( 2拍目と4拍目)に入る。キックと共にリズムの骨格を作る役割がある。

3.ハイハット
2枚のシンバルを組み合わせたもので、8ビートなら8分音符、16ビートなら16分音符のリズムで「チキ・チキ……」とビートを刻む。

4.クラッシュシンバル
ハデに打ち鳴らす金属系の打楽器。「ジャーン」と響くため、小節の先頭や、リズムにアクセントを加えたいところに使うといい。

5.ハイタム
キックの上に並ぶ太鼓のピッチが高い方。フィルインで使用することが多く、「ハイ→ロー→フロア」の順に連打するのがセオリーだ。

6.ロータム
キックの上に並ぶ太鼓のピッチが低い方。ハイタムに続いてフィルインのパターンの中で使用することが多い。

7.ライドシンバル
ハイハットのようにビートを刻む時に使うシンバル。中心近くを叩くと「カンカン」、外側を叩くと「チンチン」という音色が鳴る。

8.フロアタム
床に置いて使うピッチが低い太鼓のこと。キックに近い音域だが「ドーン」と響くのが特徴だ。フィルインやキックのサポートで使うことが多い。

 

ドラムは複数の打楽器を叩いて多彩なリズムを生み出す楽器

  ドラムは、上の写真で解説しているような複数の打楽器(パーツ)を組み合わせてリズムパターンを演奏するための楽器で、各パーツそれぞれに異なる役割がある。

 まず、奇数の拍に入るキックと、偶数の拍に入るスネアで「ドン・タン・ドン・タン」という大きなリズムの反復を作り、そこにハイハットで「チキ・チキ……」という細かいリズムを重ねてビート感を加えていくのが、基本的なリズムパターンの作り方だ。

 そこから、キックを鳴らすタイミングを変えたり、音数を増やしてリズムに変化を付けたり、ハイハットのオープンとクローズ(開閉)を組み合わせて「チキ・チー・チキ・チキ……」というような動きを出す。

 また、ハイハットの代わりにライドシンバルを使うとバリエーションが作れる。さらに、曲中の要所に、各種のタムを使って「タカ・トコ・トン」とフィルイン(オカズ)を加えたり、シンバルで「ジャーン」とアクセントを付けることで、曲の展開を際立たせていく。

 そういった各パーツのサウンドの特徴や役割、奏法と、それらによるサウンドの変化の仕方などを覚えておくと、日頃聴いている曲のドラムがもっとよくわかるようになり、それがリズムパターンを作ったりドラムを打ち込む際の参考になるはずだ。

 

ドラムのその他の音色


オープン&クローズドハイハット
 ハイハットはぺダルの開閉によって音色が変化する。余韻がない「クローズ」(閉)と、余韻がある「オープン」(開)、その中間の「ハーフオープン」、踏んで鳴らす「ペダルハイハット」の4音色がある。


リムショット
 スネアのリム(周囲の金属製の枠)を叩く奏法で、乾いた「カッ」という音色になる。バラードなど、少々控えめにリズムを刻む時にスネアの代わりに使うと効果的だ


 

ゴーストノート
 主にスネアを叩いている合間に軽く入れる、非常に小さな音量の音のこと。このような細かなリズムを増やすことで、グルーヴを強調したノリのいい演奏になる


 

スネアロール
 「ダラララ…」と抑揚を付けながらスネアを連打する奏法のこと。リズムパターンやフィルインに変化を付けたい時に入れるといい


 

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