ハードロック系のアコギストローク

ギターフレーズにハマる!打ち込みドラム講座 第05回

ギターフレーズにハマる!打ち込みドラム講座 第05回

2015/11/10


 ギタリストにオススメな打ち込みドラム講座。第5回はハードロック系のアコギストロークを例に解説しよう。
 

今回の譜例:ハードロック系のアコギのコードストローク

 ハードロック系のイントロや間奏などでよく耳にすることができるコードストロークは、アコギでバッキングを行なう際の定番のフレーズだ。アクセントになる音が曲全体のリズムを作っている。

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  • パターンA:8ビートで16ビートのニュアンスを出す
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 ハイハットが8ビートを刻みつつ、16ビートのニュアンスを出すドラムパターンは、ハードロック系の曲ではよく使われる。

  ポイントは、キックを2拍目の16分の裏にアクセントとして入れているところで、これだけでハイハットが16分を刻まなくても16ビート的なノリになり、アコギの細かいビートを邪魔せずグルーヴを強調することができる。

 ハイハットは、表と裏の拍がハッキリと感じられるように強弱を付けて打ち込んでいこう。
 

  • パターンB:リズムをタイトかつヘヴィに聴かせる
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 こちらもアコギの細かいビートを邪魔せずに、グルーヴを強調するドラムパターンで、よりタイトでヘヴィに聴かせる打ち込みの例だ。

  キックのリズムが少し異なっており、パターンAは基本的には1小節で1つのパターン、一方のパターンBはギターのアクセントを活かした2小節で1つのパターンとなっている。

  デジタルロックの雰囲気を醸し出しているドラムパターンなので、他のジャンルにこれを応用すれば、楽曲に打ち込みっぽさを加味することができるだろう。

 

  • 参考曲:B'z「C'mon」

「C'mon」収録
BMCV-8035
VERMILLION RECORDS

※記事の楽譜は「C'mon」を参考に作成したもので、「C'mon」の楽譜ではありません。

ドラムパターン図の見方

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 このドラムパターン図は各パーツの譜割りを示したもので、DAWソフトのピアノロールやステップシーケンサーに音符をそのまま打ち込むだけでドラムパターンを作ることができる。ドラムの打ち込み方のコツがつかめたら、自分なりにエディットしてみよう。

 

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