ヘヴィなロックに合う8分刻みのバッキング
ギターフレーズにハマる!打ち込みドラム講座 第06回
ギターフレーズにハマる!打ち込みドラム講座 第06回
2015/11/12
ギタリストにオススメな打ち込みドラム講座。第6回はヘヴィなロックに合うバッキングを例に解説しよう。
今回の譜例:ヘヴィなロックに合う8分刻みのバッキング
単音のルートをミュートし、アクセントとなるパワーコードはミュートを外してハッキリと演奏する、ロック系のバッキングの定番フレーズ例。アップテンポからミディアムテンポの曲まで幅広く使えるフレーズだ。
- ●パターンA:曲全体の雰囲気を壊さずキックの音数を増やす
ギターのフレーズがシンプルな8分刻みのバッキングなので、ドラムの音数を多めにしても、曲全体の雰囲気を壊さないリズムが形成できる。譜例はキックが多めなので、重い印象になりそうだが、スネアやハイハットをシンプルに打ち込むことで、バランスを取っている。
この曲では、うるさくなりがちなオープンハイハットのボリュームを抑えているが、一般的にはオープンハイハットをハデに叩き鳴らすことも多いので、曲調に合わせて調整しよう。
- ●パターンB:キックで拍の頭を強調する
1拍目と3拍目にキックを2発、2拍目と4拍目にスネアを1発入れて、ギターのシンプルなバッキングを盛り上げている。
さらに、単調さを避けるため2小節目の4拍目の裏にキックを追加した。その8分裏のキックは、パターン例以外の箇所に入れてもいいし、参考曲のように、入れる位置を毎回変えてもいいだろう。
パターンAと同じく、ハイハットのボリュームを小さくすると、曲全体のバランスがまとまりやすくなる。
- ▶参考曲:ONE OK ROCK「The beginning」
AZCS-2021
A-Sketch/Aer-bone
※記事の楽譜は「The beginning」を参考に作成したもので、「The beginning」の楽譜ではありません。
ドラムパターン図の見方
このドラムパターン図は各パーツの譜割りを示したもので、DAWソフトのピアノロールやステップシーケンサーに音符をそのまま打ち込むだけでドラムパターンを作ることができる。ドラムの打ち込み方のコツがつかめたら、自分なりにエディットしてみよう。
関連する記事
2016/03/27
2016/03/26
2016/03/25
2016/03/21
2016/03/19
2016/03/15
2016/03/13
2016/03/11
2016/03/09
2016/03/07
ニュース
2023/12/25
2023/12/20
2023/12/18
インタビュー
2023/03/23
2022/09/15
2022/05/26
2022/01/26
特集/レビュー
2023/04/03
レクチャー
2022/11/15
2022/11/01