ハードロック系ギターリフ
ギターフレーズにハマる!打ち込みドラム講座 第08回
ギターフレーズにハマる!打ち込みドラム講座 第08回
2015/11/15
ギタリストにオススメな打ち込みドラム講座。第8回はハードロック系ギターリフを例に解説しよう。
今回の譜例:ハードロック系の激しいギターリフ
8ビートのリズムに合わせた8分のギターリフのフレーズは、ハードロック系の楽曲でよく耳にすることができる。参考曲のフレーズは、すべての音をミュートしないで演奏しているのが特徴だ。
- ●パターンA:ストレートなギターリフをドラムで強調する
参考曲のような直球の8ビートのリフは、拍を食っていないためリズムにアクセントを付けにくいが、少し変則的なドラムを乗せると意外としっくりとくる。
このパターン例ではペダルハイハットとクローズドハイハットという、現実にはあまり使われない組み合わせで拍を刻んでハデさを出してみた。
このように、生楽器らしい音を作ろうと意識し過ぎず、好きなように音色を組み合わせてパターンを作成する方が、打ち込みらしいカッコ良さが出ることもあるので色々な音色を試してみよう。
- ●パターンB:弱いスネアを裏拍に打ち込んでグルーヴを出す
拍を食っていないギターリフと相性のいいドラムパターンをもうひとつ紹介しよう。
注目してほしいのは16分の裏に入っている各所のスネアで、2拍目と4拍目の頭よりもベロシティを弱く打ち込むことが、さりげなくグルーヴを出すポイントとなっている。
ここでは、ハイハットをシンプルな8ビート風に打ち込んでいるが、ハイハットのパターンを変えてみると違った雰囲気が出るので、試してみるのも面白いだろう。
- ▶参考曲:ももいろクローバーZ「サラバ、愛しき悲しみたちよ」
AZCS-2021
A-Sketch/Aer-bone
※記事の楽譜はサラバ、愛しき悲しみたちよ」を参考に作成したもので、サラバ、愛しき悲しみたちよ」の楽譜ではありません。
ドラムパターン図の見方
このドラムパターン図は各パーツの譜割りを示したもので、DAWソフトのピアノロールやステップシーケンサーに音符をそのまま打ち込むだけでドラムパターンを作ることができる。ドラムの打ち込み方のコツがつかめたら、自分なりにエディットしてみよう。
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